私は、新卒入社で大手証券会社の営業職として配属をすることになりました。

神奈川県の支店に配属となり約三週間の研修をこなして、現場配属となりました。

現場配属になってからは、担当エリアの個人宅に飛び込み営業をひたすら一日やり続けるという日々が続いていました。

雨の日も台風でもとにかく毎日お客様宅へ訪問して関係づくりをするというのが新卒社員の役割でした。

特に天気の悪い日の方がお客様は家にいる確率は高いという上司の言動で雨の日こそ営業に行くという文化でした。

社内も体育会系気質でとにかく上下関係ははっきりしていて、ヒエラルキーのある環境でした。

毎朝6時半に出社をして、日経新聞の読み合わせを若手社員で行ってから朝8時半から営業活動をするといった毎日を当たり前のようにやっていました。

一日100件くらいの飛び込みをしていましたが、新規のお客様開拓は本当に大変で飛び込みをしたからといってすぐにできるものではありません。

なんどもお客様宅へ通って信頼をしてもらって、ようやく株式・債券を買ってもらえるのです。

特にお客様は富裕層で、時間とお金に余裕のあるお客様を見つけるため、むやみやたらに飛び込んでもなかなかうまくは行きません。

とにかく地道で辛い仕事だと感じて、この仕事を続けて行くべきかどうかを悩むようになりました。

この悩みを持つようになって仕事をしていても本当にモチベーションが上がらず、体調が悪くなったりしてしまいました。

病院に通ってから出社をしたり、有給を使って休んだりと気持ちが逃げてしまう部分が出てきました。それでも新卒で入社した会社なのだから、頑張って見ようとなんども自分に言い聞かせて営業を続けるようにしました。

そのほかにもお客様に励ましてもらったり、勇気付けてもらったり。

自分自身で新規営業でできたお客様への想いは他と比べることができないくらい想い入れが強くなります。

そのお客様に、なぜ自分を選んでもらったかを聞くと「信頼できそうだから」「頑張っているから」と嬉しい言葉をいただけて、この仕事を続けてきてよかったのだと思うようになり、もっと頑張ろうと立ち直ることができました。

しかし、お客様に支えてもらえたことで、励みにはなりましたが、証券営業マンとして自分自身の力量に限界を感じて、もっと他の営業職に挑戦してみたいと想うようになり新卒で入社をして半年間でこの会社を辞めることを決断して、人材関連の会社へ営業職として転職をすることを決めました。

新卒社員として働き始めて、色々な悩みが出てくると思います。

学生から社会人としての大きなギャップを感じることも多いと思いますが、まずはがむしゃらにやってみるのもいいかもしれません。

先入観や嫌な部分を見つけてしまうと、中々モチベーションが上がらずに仕事をすることになってしまいます。

なぜ、あなたがその会社に応募したのか、入社を決意したのかをもう一度改めて思い返すと、原点に立ち返ることができるのではないでしょうか。

新卒は一回しかありません。その気持ちを大切にして簡単に辞めることがないように、考え尽くすことが大切です。

それでも、仕事がきつかったり、好きになれない仕事だと感じるようになったら、辞めるという判断をしてもいいのではないかと思います。

人生一度きり、我慢することは大切ですが、嫌いなことをやる必要はありません。

今では、第二新卒という未経験者採用を行っている企業は多いです。

新しくリスタートする決断ができたら、会社をやめて新たな環境に飛び込むのも勇気がいることですが、新しい自分への挑戦になります。

まずはじっくり悩んでやめて解決するのかどうかをじっくりと見極めていきましょう。