私がIT機器の保守をする仕事を志望したのは、仕事をしながらITに関しての全体的な知識を学べると思ったからです。

しかし、実際に入社してみたらそうではありませんでした。

私についてくれた先輩は確かに最低限仕事の知識を教えてはくれたのですが、それ以上のことは何もタッチしませんでした。

それどころか、おしゃべり好きの先輩だったようで仕事に関係ない雑談ばかりをしようとしていました。

先輩が教えてくれないなら自分で勉強しようと思ったのですが、先輩に話しかけられてしまうのでそれもままなりません。

また、仕事中にトラブルが起こることはほとんどなく「ただいるだけ」になってしまっていました。

トラブルが起きないのは良いことなのかもしれませんが、その反面仕事のやりがいはまったく感じられませんでした。

また、画面を見つつ先輩の話に相槌を打ちつつするのは疲れますし、それをしたところでITに関する知識が身につくわけではありません。

入社1年目にして早くも職選びに失敗したのではないかと心の中に疑問が膨れ上がってきてしまいました。

また、他の先輩と組んでも似たようなものだったので、相談することもできずに悩みました。

また、私以外で同期入社した2人も「楽な仕事でラッキー」と思っていたようなので、自分だけが場違いな気持ちになっていました。

正社員として採用された貴重な仕事だったのでなるべく辞めたくはなかったのですが、もうこの職場にいてもどうにもならない限界を感じ取って辞めることを決断しました。

入社してからまだ半年ほどしか経っていなかったので「決断が早過ぎるのではないか」と周りには止められましたが、職場の方針が改善されるとは思えなかったので辞めることにしました。

仕事にやりがいをまったく感じられないのでは、楽しくありません。

また、楽だからといってだらけていたら、年齢を重ねてから怠けていたことを後悔すると思いました。

新入社員の分際で職場の方針に口出しするなんてできないですし、それなら自分から身を引いてしまうことで悩みを解決させようとしました。

辞めることを申し出たところ先輩をはじめ同僚は一様に驚いていましたが、これはしかたがない決断だと思いますし後悔はありませんでした。

そのまま続けていてもダラッとした雰囲気に流されてしまっただけなのは明白で、辞めるなら早いうちが良いと思いました。

もう少し我慢して続けても良かったのかもしれませんが、改善が見込めないので見切りをつけました。

現在私と同じようなやりがいがないことに悩んでいるなら、本当にその職場で働き続けることが自分にとって正解なのかよく考えて欲しいです。

私のように辞めてしまうことだけが悩みの解決方法ではないですし、場合によっては辞めないで解決する方法もあるはずです。

ただ、そのときに大事なのは、1度客観的な視点を持つことです。

自分だけの個人的な感情にとらわれていないかどうかをよく考え、それでも苦しいようなら私のように辞めてしまって潔く転職することも決して間違っているわけではありません。

仕事をしていて何もやりがいが感じられないのは、人生をつまらなくします。

まずは仕事の中でやりがいがどこかにないか必死で探さないといけないですが、それでみつからなければ辞めることを検討するのも選択肢の中にあって良いです。

長い仕事人生の中でみれば数年は短い期間かもしれませんが、だからといって無駄に過ごせばそれだけマイナスなのは事実です。

効率的にキャリアアップやスキルアップしていくためにもやりがいを感じられる仕事に就くことは大事ですし、仕事にどうしてもやりがいを感じられないようなら転職を含めて環境を大きく変えてみることが良い転機になります。