私は、元携帯電話販売員をしていました。仕事の内容は、お客様への接客をメインに新規契約や機種変更、プランの見直し、操作説明などが主な仕事内容です。

携帯電話販売員を始めたきっかけが、接客が好きなことと携帯電話がもともと好きだったので、勉強するときにも好きなものの勉強をした方が覚えやすいかなと思って入社しました。

入社した時は、大手の携帯電話販売員のショップで正社員として働いていて、自分が知らなかった携帯電話の知識や販売する為の知識、接客方法など決して楽ではない研修を行っていました。

その時は、知らないことを知ることが楽しくて接客についても適当ではなく、しっかりと身につく内容の研修だったのでやっていて楽しかったです。

いざ、店舗に配属して実際にお客様と接してみてとても楽しい日々を送っていました。

接客が好きなので、応対がくると話を聞いて短い時間の中でもいかに満足して帰ってもらうかということを考えながら接客をしていました。

私の配属した店舗には、なにかお客様に契約していただいたりプランの見直しをしたりするとアンケートがお客様の元に届く仕組みになっていて、そのアンケートにたくさんのお客様に回答をいただいていました。

私の接客はどうだったか、なにかコメントはあるかなど記入が出来てその返信率も店舗の中で1番に常にいるくらいでした。

そして、資格を得るための試験が入社して1年ほどであったのですが普段の接客と知識を使って私は1番上のランクの資格を一発で取ることが出来ました。その時はすごく自信がついて仕事もやりがいがありました。

そんな私がやりがいを感じなくなったのは、店舗が異動になることがきっかけでした。

今までの店舗は、売上は上々で店長の方針でのびのびと接客をしていくことがメインで行われていました。

そのため、私以外の他の販売員も売上や接客が自分の思った通りにいき皆がやりやすい店舗として運営されていました。

そこからの異動の店舗先は、売上はとてもいいのですが数字がメインの店舗でした。

どんなにいい接客をしても契約に結びつかなくては意味がないというような方針でした。

逆をいえば契約してくれれば接客はあまり気にしていないような雰囲気でもありました。

そこで、私は店舗を異動した時に接客を向上させる担当に付くことにしました。

一人一人の特徴を書き出してアドバイスを毎月していくようにしました。その結果伸びる人はとても返信率が良くなりましたが、苦手な人は苦手のままでアドバイスをしてもあまり改善がされなかったりして悩んでいました。

そうした中で、店舗の流れで数字を取るということで私はスランプになりました。

今まで普通に契約が取れていたものが、なかなか取れなくなり、その結果プレッシャーをすごく感じるようになりました。

接客を大切にしたいのに、契約もして欲しいという気持ちが全面に出てしまってきっとそれがお客様にも伝わっていたのだと思います。

その結果私は、数字にこだわるようになってしまい契約もほとんど取れないほどやる気がなくなってしまいました。

このままこの仕事をしていても私が私ではなくなってしまうような気がして退職を決意しました。プレッシャーから逃げたかったのもあると思います。

その後、携帯電話販売員ではなく違う接客の仕事を始めましたがあの頃のようなプレッシャーに押しつぶされる気持ちはなくまた接客が楽しいと思えています。

今、悩んでいる方も自分のやり方を見失わないで欲しいです。

私は、変えようとして働いていましたが結果自分は負けてしまいました。あの時に負けないで自分のやり方を貫いていたらどんな職場でも自信がついたと思います。

もうあのような後悔はしたくないので、今の職場では自分を見失わないようにしていこうと思っているので、私のようにならないように気持ちはしっかりもって下さい。