私は医療事務のインストラクターの仕事をしていました。

この仕事は人に医療事務用のレセコンの使い方を教えるお仕事です。

いろんな病院を回って医療事務員にレセコンの使い方を教える仕事ですが、私はこの仕事を始めたのは偶然求人を見かけたからでした。

まだ学生を卒業したばかりの私は軽い気持ちでこの求人に応募しました。

医療事務の学校に通っていたと言うこともあって、私は容易くこの職場に採用されたのです。

私以外にも2人ほど採用されていて一緒にお仕事を始めたのでした。

しかしこの仕事一筋縄では行かない仕事なのです。

人に教えると言う仕事を私はまだどんなものか良く分かっていませんでした。

この仕事のことを良く知りもしないで、給料が良く待遇がいいという理由だけで選んでしまいました。

でも実際は「教える」と言うことはその使い方を全部頭の中に叩きこまなくてはいけなくて、さらにいうとその方法を相手に分かりやすく伝えないといけません。

これがどちらも全然できなくて、一緒に入社した他の子たちと差がつきました。

自分が初めて落ちこぼれみたいにみんなから扱われたことは辛かったですね。

しかもその職場にはものすごく怖い人がいて、その人が牛耳っているため私は格好の標的にされました。

そしてじわじわといじめられたのです。常に怒られていましたし、馬鹿にされました。

もうプライドがボロボロになって私は段々と暗くなって行ったのです。

職場でびくびくするようになって、職場でぼーっとすることが増えてうつになりそうでした。

心が悲鳴を上げているのが自分でも分かりました。

ただ当時一人だったら自覚症状がなかったかもしれません。

でも悩みを相談する友達がいて、様子がおかしいことに気づいてくれて自分がうつになりそうになっていると気づけました。

友達が私の助けになってくれたのです。

仕事が終わると一人暮らしの友達の家にお邪魔して、少し話を聞いてもらいました。そして毎日少し復活して次の日に頑張るのです。

ただこれでは悩みの本質を解決することにならず、毎日また暗くなってきて友達の家に行って癒してもらうの繰り返しでしたね。

これではさすがに友達に迷惑だと思ったし、今のままでいくと本当にまずいと危機感を感じたのです。

だから私はそこから客観的になって考えてみました。

このまま仕事を続けても自分の身になるだろうかと考えたのです。

いくら考えても身になる気がしませんでした。

どうしてもこの仕事が自分の手に余ると言うことが分かってからは仕事を辞めることにしました。

だってどう頑張ってもできそうにない先が見えない仕事をこのまま頑張っても意味がないのです。

「給料泥棒」と陰口を言う人もいましたし、何よりも比べられて全然できない自分ではダメだと思いました。

こうして仕事を辞めるという決断に至ったのです。

私は仕事を転職してからは本来の明るい自分を取り戻しました。

落ちこぼれだと思って落ち込んだ私でしたが、自分ができる仕事に転職してからはやっとまた自分に自信を取り戻しました。

仕事がうつで悩んでいる人はまず「その仕事が自分の手に余る仕事ではないか」というのを客観的に見て考えるようにしましょう。

先が見えない仕事はどんなに続けて頑張っても駄目です。できないことをやろうとしても心が壊れてしまうだけで何の良いこともありません。

私はどんどん心が削れて、まともに物が考えられないくらいになっていました。

そんな気持ちを今味わっている人はいるのではないでしょうか?そこまで行ったらうつの一歩手前まできています。

本当に病気になってしまう前にこの仕事を続けられるかどうかよく考えて見てください。

何かツメ跡を残してやめたいと思うこともあるかもしれません。

しかし真っ先に守らなければいけないのは自分の心です。自分のプライドよりも自分の心が大切ですので、思い切って仕事を辞める勇気も必要なのです。

「もう無理だ」と思ったら、スッパリキッパリ仕事をやめましょう!

新しい道を探すことをオススメします。