私は、コンピュ-タ-関連の会社に勤めるSE兼プログラマーであります。

社員数30人の小さな会社で、お得意さんからの仕事を受けて絶対に納期を死守する。

どんなリクエストにも絶対に対応する、「NO」は言わない会社ということで地元では重宝された会社で働いています。

大学を卒業して5年目です。創始者の仕事に取り組む姿勢に共感したので、小さいながら伸びしろがある会社だと判断して今の会社に入りました。

たしかに、社長は40歳前でやる気の塊のようなひとでした。

ただ社員にもそれを求めるので、その要求にこたえられなくてつぶれていく社員は沢山出ています。

労働時間でいうと、ピーク時は会社に泊まるとか、数百時間の残業とかは確実にあります。

また、珍しく順調なプロジェクト(滅多にお目にかかったことないですが)でもユーザーがいないときにテストや実装するわけなので、やっととれた休みの日に、休日出勤や夜間の仕事は必須になっています。

息抜きがなかなかので、切り替えのすぐできる人でないと、こころがいっぱいいっぱいにすぐになります。

だから、少ない社員なのに、過労死ぎりぎりの人がいたり、ストレスで鬱や胃潰瘍は多数います。

私の会社ではないですが、同業の知人の職場では自殺もありました。ある程度、お約束のブラックというところではないかと思っています。

教育を含めて、スキル面を言うならば、 私は大学で情報処理を習いましたが、仕事で使うコンピュータ言語は全て独学でした。

そして先輩のコード見ながら、学びました。ただ、プログラムや設計は決められらルールの中で行うので、自由度はあまりありません。

だから、 技術情報や顧客の業務に関しては、学生の時に貯金で対応するのは困難で、常に勉強する必要があります。

社員は、そんなものだという風に考える人が大半です。

だから、仕事が自体がきつくてうつになりそうになったことはなくて、そんな環境で人間関係がギスギスしてきて、しばらく休みたいと思うことはしばしばありました。

実際にやめてしまう同僚も数名いました。

私の会社は、SE兼プログラマーと営業と事務と社長しかいません。

辞めたいとか、うつになるのはSE兼プログラマーの部門の人間が多いです。

どうしても、この職種の人間は特定の考え方をする傾向が職業柄あり、その延長上にうつがあると言われています。

SEは、基本的に 優秀でなければならないと考える傾向があります。

具体的には同僚や上司からの期待に応え、常に高いパフォーマンスを生み出すべきであると考えています。

というのは、個人のパフォーマンスが計りやすく、評価されやすい職種であることが関係しています。

そしてそのことに付随して、仕事にとりくむ姿勢も背筋の伸びたものであると考えがちではあります。

つまり自分が休む時間(食事や夜間、休日など)やプライベート、楽しみ、娯楽の時間などを献上しても、納期を守るべきであるという風に自然となるものです。

決して、このことは悪いことではなくて企業人としては当然のことなのですが、その人にとっては大きなストレスにはなります。

また、この手の仕事に必ず出てくるバグや不具合は自分としても許せない、ミスや失敗があってはならない、スケジュール通りに仕事を進めなければならない、という風に物事を考えるようになりがちです。

仕事の内容から、どうしても自分を追い込みがちなSE業務ですのでうつ、もしくはうつ予備軍が沢山います。

私も、かなり自分を追い込んでしまっていました。

ただ、同じようにおいこまれても、楽々?と乗り越えていかれている先輩が3名ほどいたので、煮詰まった時に、対応方法について相談に行きました。

三人いるとその方法はばらつきがありましたが、基本は同じでした。気分転換がものすごくうまいということです。

とことん追い込まれているときほど、少しだけ別のことをして頭と心をリフレッシュするのが上手な人たちでした。

それと、できることしかできないので、できないことを嘆くことは無駄という考え方が徹底していました。

基本的に、我慢しましょう。無理ならば、やめましょう。

仕事を辞めても困るのは本人だけで、日本の国は無くなりません。現在の給料の半分くらいの仕事は、すぐに見つかります。

頑張って、命を削る必要はありません。ただ、その前に気分転換の方法をいくつか身につけましょう。

そして、職場に相談できる先輩を無理無理にでも作りましょう。

同じ苦しさを経験しているから。何か解決方法を持っている可能性が極めて高いです。