アパレル副資材を扱う会社の営業事務として、勤務しておりました。

1000人位の社員がおり、日本全国&海外にも支店がありました。

毎日の仕事内容は、ひたすら仮納品書に金額を入力し、本納品書に変換することでした。あとは、月初の請求書の発行です。

処理量はかなりありまして、束にして30cm分くらいの厚みの納品書を、毎日朝から晩まで処理していました。

終電近くまで作業をし、頑張って早く帰れるように業務の効率化をはかっていました。

努力の甲斐があり、やっと定時で帰れるようになったのですが、そうすると暇になったと思われるらしく、また新たな部署の納品書が回ってくるという形でした。

その後も少しでも早く帰れるように努力し、定時で帰ると、また暇になったと思われるようで、新たな部署の納品書が回ってきて遅くまで帰れないという無限ループでした。

しかし、給与は3年間全く上がらず、ボーナスも夏冬と、ぴったり20万円支給でいつも変わりませんでした。

先輩方に聞いたところ、営業事務は、10年会社に在籍しても給与もボーナスも変わらないとのことでした。

それを聞き、頑張っても頑張っても報われないんだなと思い、段々仕事が嫌になっていきました。

すぐに辞めてはいけないと思ったのですが、やりがいもなく楽しくもない仕事をずっと続けられるかが、とても不安で仕方なかったです。

かなり考えて、この会社は人数が非常に多いので、色んな人と関われるという結論に至りました。

その為、色んな人間と知り合い仲良くなり、そちらで楽しみを見いだそうと思いました。

残業も多いし、飲みにも行けないと思っていたのですが、思考を変えると段々違う道が見えてきました。 遅くても飲みに行く人は沢山いたのです。

休日前はオールをしたり、平日は1時間だけ飲んで帰ったりと、そういう人が沢山いるのが見えてきました。

まず、そのような人達と友達になることから始めよう思いました。

実はいつも隣で仕事をしている人が、そのような人達の1人だったので、残業後の飲み会に連れていってもらうことにしました。

簡単に連れていってもらえて、他の部署や全く行ったこともない階の人達とも知り合うことができました。

そこから仲良くなった人と、更に別の部署の人と飲みに行ったりもしました。

当時、彼氏にふられたばかりの私にとっては、みんなと居ることでさみしさも癒してくれるので、一石二鳥でした。

そうすることにより、仕事はルーティンで全く評価されないけれども、そのようなことを分かってくれる仲間も出来て、会社に行くのが楽しくなってきました。

もはや、仕事後の飲み会が楽しみで会社に行っているといっても過言では無い状態でした。

また、飲み会で費用がかさむと思いきや、周りはしょっちゅう飲みにいくメンバーなので、安くて美味しい店を沢山知っていました。

その為、そういうお店も沢山知れて楽しかったです。

そのうち、一緒に飲みに行くメンバーの中に気になる人ができました。

その人を交えて飲みに行くのは更に楽しかったですし、その人と二人で飲みにいくこともあり、どんどん会社に行くことが楽しくなりました。

日を重ねる毎にその人のことが好きになり、私はあの手この手でアプローチをしました。

この時も楽しかったです。

ただ、私は恋をして周りが全く見えなくなっていたようで、もて遊ばれて終わってしまいました。

そこで傷心になりまして、会社に居ても辛いという気持ちになり、私はあっさり転職をしてしまいました。

しかし、このような事件がなければ、ずっと楽しく会社に行けていたと思います。

ちなみにその気になる人は、私が転職を決めた瞬間に私のことが気になりだしたようですが、もうその時には私の気持ちは完全に離れてしまったので、アプローチをされても特に次の段階に進むことはなかったです。

このように、仕事内容以外のことに楽しみを見いだし、会社を続けることも選択肢としてありかと思いました。