事務として勤めていた、スーパーの事務所でのことです。4人の女子社員が居ましたが、そのうちの一人がとっても曲者でした。

お局というべきおばさんで、非常に人当たりが良くて仕事ができるという印象を、人に与える人でした。大半はだまされていましたが、いじめられスキルがある私は、残念ながら、すぐにこいつはヤバイと気づいてました。

この先輩、事あるごとに「皆、貴女のためなのよ」と言うんですね。私の注意は皆貴方の為になる。うん、愛のある鞭はとっても嬉しいですね、私もそんなふうに指導してくださる先輩の存在は、とってもありがたいです・・・が。

このおばさん、影で私がいかに駄目で仕事ができないかを、他の社員はおろか、上司にいたるまで言いふらかしていたんです。どうも皆よそよそしいなと思っていたら、そんな事をされていたのでした。当然かなりの間苦労しました。そのおばさんが言いふらかした悪評判が、嘘だと皆にわからせるまでは。

今にして思うと、おばさん、そんな人のアドバイスを、ありがたがる人間なんているんでしょうか?

このおばさん、「自分を必要以上に立派に見せたい、立派だと思い込んでいる」のです。

まるで小学校の時のお山の大将のようなものです。自分を立派に見せたいから、上司なら部下を、仕事仲間なら新入社員を利用するのです。自分を立派に見せる道具として。相手を人間としてみていません。

また、誰よりも自分が立派だと見せるために、仕事が以上にできる人や、目上にタイプにはとことん良い人にみせているため、結構気づかない人が多い。

私のようにいじめられタイプから見ると、滑稽なほど、皆気づかないんですねー。また、気づいたとしても面倒だから黙ってるんでしょう。

私の評判が地の底に落ちた頃・・・。上司ですらそういう目で見ていたので、仕事を取り上げられたりして、本当にどん底でした。同僚にそのおばさんが仕事を回させないようにしたのです。本当に困りました。

軽いうつ状態になっていて、仕事にもミスが目立ち、悪循環でした。ストレスがひどくて生理通がひどく。また、占い依存になったりしていました。

このままではいけない、ある日、決意しました。

私が試した攻略法は「毅然として仕事をきちんとする」が、効果的でした。

まず仕事がなかったので、上司に仕事を依頼し、もしくは他の課へ行って、やることがないかを聞きました。他の課へ行くのは普通では得策ではありません、ですが、小さな会社でしたのでそれが許される風潮でした。

忙しい時はヘルプに入ったりしてましたから。ようするに、仕事に対する真摯さをアピールして、ひたすら仕事をし続けたのです。

そうしたら、直属の上司、他の課の皆がわかってくれるようになりました。仕事を回してくれるようになったのです。ミスをしないように、今まで以上に注意したのも、私を見直す皆のきっかけになったようでした。 

おばさんは、いずれもミスをしたら、皆の前で声高に注意したり、上司に言ったり、やたらとつついてきました。

でもしょっちゅうミスをするのならともかく、たまにするミスなら皆何も言いません。「私なんて、こんな事でミスるから駄目人間で、言われて当たり前なんだ、は絶対ありえないから!」

これを徹底しました。

私は、特に歯向かったり、人に向かって「私は本当はこうなんだ」と積極的に言ったわけではありません。私は人見知りするタイプなのでそんな事はよくよくできませんし、職場でそんなことする暇があれば、休憩室で寝ていたいので・・・。

最終的にはこのおばさん、私の仕事の態度で見事に化けの皮がはがれてしまい、そのおばさんは、自分の旗色が悪くなるのを悟ったのか、仕事を回すようになったのです。

だから、あなたも諦めないでください。必ず見てくれている人は見ています。会社とは仕事をしに行くところであり、仲良くするお友達を作りにいくところではありません。

もちろん仕事をスムーズにするには、人間関係が良好であればいうことはないのですが、残念ながら、年少者をいびって楽しむ不届きで残念な人間も多いのです。

私の中では、無駄に勤続年数が多いだけの正社員にこのタイプが多いような気がします。でも会社です。仕事さえきちんとすれば大丈夫です。負けないでくださいね。

今はそこへ勤めていませんが、結婚退職をする時、そのおばさんに対しては鼻高々でした。

負けないで勤めた自信は、何者にも耐え難い宝物です。