私が仕事を辞めたいと思ったのは、現場を知らない奴が上司となり自分の機嫌でああでもない、こうでもないと怒鳴ったり、上司のもう一歩上の上司の命令も無視したりではっきり言ってしまえばこの人の下では働けない。そう思ったことが第一でした。

実はその上司、圧倒的な成績の為にわがままばあさんで通っていたんです。何か言おうとしても圧倒的なノルマの倍以上もの成績を上げていました。

しかし、会社に入って4か月目にその上司の成績が急降下したんです。その事を部下の俺も含めた4人の部下に「お前らが成績上げないからこうなったんだ」と言い放ったんです。

さらに、その上司は今までの仕事じゃない事に一種の配置転換をしたんです。ところがそれは今までやってきたこととは全く違うと言う事で頭がおかしくなったんです。

これを見た店長とエリア責任者は共同でその上司の排除にかかったんです。今まではわがまま言っても上司の言う事を聞かなくても成績を上げたという武器があったのですが今回はその武器が全く通用しなかったんです。

実はその時、私は第一課にいたのですが、それまでそれほど成績の上げられなかった第二課もかなりの成績を上げたんです。

そこでエリア責任者が一種の会社内の飲み会をしてくれて、食事やボーリングなどにも連れてってくれたのですが上司は「他のお客様との待ち合わせがある」と言って、その慰労会に出なかったんです。

そんな状態で月曜日に部下にああでもないこうでもないって当り散らしたのです。本来最初に謝らなければならなかったのにです。

まあ、色々ありましたがついにチャンスが訪れました。

店長とエリア責任者が怒鳴りつけ、さらに「しばらくは仕事に来なくてもよい。もし来たいのなら営業社員の入ってくるところではなく、内勤の人が入ってくる正門から入ってこい。とにかくしばらくは来るな」って言ったそうなんです。

で、その実情を知った私は「お酒をおごったり食事をおごったりして、新入社員の情報を聞き出そうとしたり、上司の感じなどを聞き出そうとしたりして、自分の都合のいい様に操ろうとするような人の下では俺は働けません」と自分を危険にさらしてまでも、あえて強行突破的な感じでエリア責任者や店長、そして同僚の前ではっきりと言ったんです。

もっともエリア責任者や店長もそれを望んでましたから、一気に同僚だった人たちにも「どうだ?」的な事を聞いたらみんな賛成してくれて最終的に左遷され、降格もされました。

でもこれはクビでなく左遷にしたのはその上司の成績に魅力があったからなんです。でももはや自分のテリトリー的な場所での成績であり、左遷された後は見るも無残な成績しか上げられなくなったそうです。

それでも、左遷先で部下に当たり散らし、上司の言う事も聞かなかったそうですが・・・。ですが、この会社はブラック企業だったのです。

本音を言えば「騙してでもいいから契約を取ってこい」ってもいいような会社でした。

社訓に「有言実行。数字で示せ。競争の中に繁栄があり、繁栄の中に利潤がある」って言ってましたがこれもおかしいんです。

本当なら「競争の中に繁栄があり、繁栄の中に利潤がある」ではなく「競争の中で利潤が生まれ、利潤の積み重ねで繁栄がある」じゃなかったら文章が成立していないんです。

絶対に先物業者や先物くずれの会社に入ってはいけません。自分がみじめになります。内勤でも「営業が成績を上げているからお前らの様なクズが飯食えるんだ」って言い放った奴もいました。

ちょっとしたことでも言われます。昼休みにしてもリラックスしてリフレッシュできません。食事の時間であって遊ぶ時間じゃないって平気で言えるんです。信じられません。

だまされたと思って聞いてくれればうれしいです。これ、実体験による実話です。