肩書は大学病院の医局付の秘書でしたが、一般事務全般を行っていました。

もともと5年契約だったのですが、初めの3年は医局で購入する物品の管理や同窓会的な会をする際の出席の取りまとめや会の運営を中心になって行っていました。

辞めたいと悩んだ経験は2度あったのですが、最初のタイミングは先輩の退社時でした。先輩が退社することとなり、先輩の業務は他の契約職員の給与計算や保険等手続き、現金の管理等責任のある仕事だったため、

先輩の次に長く勤めている私が仕事を引き継ぐこととなりました。先輩の仕事を私が引き継ぐとなると、私の仕事も次に入ってくる後輩に引き継ぐ必要があります。

新しいことを覚えつつ、後輩に引き継ぐという作業が予想以上に大変でした。仕事内容をほかの人が把握していないため相談をすることもできず、連日残業続きでなかなか辛かった覚えがあります。

引き継ぎのマニュアルも全くしっかりしておらず、読んでもわからない部分が多かったため、全てを先輩に聞かなければならないのも苦痛でした。

引き継ぎを受けた以上は頑張らなければいけないと続けましたが、だれにも苦労を相談することができず、漠然と辞めたいと悩みました。

次に辞めたいと悩んだのは、職場の人間関係が原因でした。先輩が辞めて後輩が入ったのち、私より少し早く職場で仕事をしていた同期が契約満了で退職となりました。

その同期の仕事を後輩が引き継ぎ、新たに後輩の仕事を引き継ぐ方が入ってこられた時から職場の人間関係が徐々におかしくなりました。

後輩は私から引き継ぎを受けた際、パワハラまがいの言動をされた、ということを自分の後任の方やその周りに吹聴して回っていたようです。

また聞きでその話を聞き、私は自分が引き継ぎをした際は後輩より遅く帰るようにし、後輩の仕事が残っていれば手伝っていたことを思い出し、後輩の自分勝手な言い分に納得がいきませんでした。

後輩とは次第にぎくしゃくするようになり、最終的に後輩に呼び出されてこれまでの不満をぶつけられました。納得のいかない点ばかりで、何て世間知らずで甘えた人間なのだろうとあきれました。

私がそう思ったのと同様に引き継ぎを後輩から受けた方も思ったらしく、今度は後輩と、後任の方がぎくしゃくするようになりました。

後任の方は私より気が強かったせいか、表立って後輩を非難することが多くあり、後輩は徐々に欠勤が増え、最終的に辞職しました。

後輩の後任の方とはしばらくはうまくやれていたのですが、もう一人臨時で手伝いに来られていた方と後任の方が仲良くなった際に、私は排除されるようになりました。

ただ後輩のように不満を言われるといったことだけなら、気にしないことでやり過ごせたのですが、私宛の郵便物を乱暴にひじの下にねじ込まれる、挨拶をしたのに声が聴き辛かったら耳元で何回も挨拶される、といったように直接攻撃的なことを行うようになってきたので恐怖を感じました。

私は契約社員だったので、契約満期までは頑張ろうと思い、気にしないことを続けました。

また、仕事がしっかりできていれば周りはどちらがおかしいか気づいてくれるだろうと思い、仕事は一層注意深く行うように気を付けました。

職場に話を聞いてくれる方がいたのも、何とか仕事を続けられた大きな要因だと思います。味方になってくれる方とお昼や休憩時間は一緒に過ごし、悩みを聞いていただきました。

味方がいるのといないのは大きく違うな、と前に辞めたいと思ったときに相談する相手がいなかったことを思い出しました。結果何とか契約期間満了までは働くことができ、結果的に仕事場を離れることで問題解決に至りました。

現在職場で悩まれている方は、まずはその悩みを相談できる相手を見つけられるかどうかが継続の有無を握る大きな鍵ではないかと思います。

悩みを共有し、結果的に具体的な解決策が出なくとも、はけ口があるということは大きな手助けになると思います。仕事をしていると大なり小なり悩みは出てくると思います。

私は結果職場を離れるということで最終的な解決に至ったので、味方に話を聞いてもらってもどうしようもないくらい辛い時は、職場を離れるというのも手かもしれません。

私は現在別の場所で人間関係に悩まされることもなく働けており、以前の環境はやはり異常だったのだと思わざるを得ません。

就職しなおすことは簡単ではないかもしれませんが、自分が精神的に追い詰められて2度と働けなくなることを考えたら簡単なことだと思います。

環境を変えることは簡単ではありませんが、自分が自分らしく生きられるように、自分のことを大切にしてあげてください。