私は生命保険の営業職を行っておりました。電話での営業メインで、1日平均400件ほどの電話を個人宅にかけて、生命保険、医療保険を販売をする仕事についていました。

私が新卒入社した人生初めての会社でした。研修時はオフィスで既存社員達がチームの楽しそうな雰囲気や電話営業の楽しさ、大切さを謳う研修がメインでした。

電話営業のイメージを覆すような研修だったと今でも思います。

私がこの仕事をもう辞めようと思ったのは実務が始まって半年くらいが経った頃です。契約が1日1件も取れないと反省文を書かされるようになりました。

私も1ヶ月ほどは契約が取れず毎日反省文を書いて上司に提出する日々が続きました。もちろん定時は過ぎており、1日当たり3~4時間の残業は当たり前でした。

1ヶ月経ち、しびれを切らした私は残業してまで反省文に時間を使うくらいなら、営業力を上げるために時間を使いたいと上司に伝えました。

すると返ってきた答えは、「契約も取れない脳みそだから反省文で改善してるんだ。そんな空っぽの脳みそでどうやって営業力を上げるんだ」でした。

業務に関しての指示は上司なので理解できますが、人格否定とも取れる言葉を浴びせられた私は上司への不信感が一気に高まりました。

そしてようやく初めて契約が取れた時、私は営業が楽しいと初めて思えました。しかしその時も上司から出る言葉は、「遅すぎ。こんなんじゃ半年お前らにただで金配ってたようなもんだよ。」でした。

私が辞職を決心した決定的な出来事でした。

私の場合の解決法は辞職という道でした。いきなり辞めるというのも負けず嫌いの私の性格上中々出来ることではありませんでした。

業務自体は素晴らしいものなのでそこに対しての愚痴はこぼしませんでした。ですがこんな人間関係の中で仕事をしていると生きている気がしないと思い、その場で上司に思いの丈を全て伝えました。

気の合わない上司へ直接文句を言うというのが私なりの解決方法でした。

同じことを考えている人ももちろんいましたが、同じ立場の者同士で愚痴を言い合うのは無意味だと思ったのです。

そうするくらいなら直接本人へぶつけて、理解してくれればいいなという気持ちでいました。私は、仕事の悩みを相談すべき相手は同僚では決してないと思っています。

なぜなら解決法を知らないからです。かけてくれる言葉はプラスのものばかりでしょう。しかし私はそんな言葉が欲しいのではなく今の状況を変えたくて相談がしたいと思ったのです。

そういった考えから、根本的な悩みを追求した時に辿り着くのは結局は自分の行動だと悟りました。先程、解決法として「上司に思いを伝える」という方法を取ったとお伝えしましたが最終的には辞職をしました。

その理由は同じく罵声での回答だったからです。

「誰に向かって話してるかわかってる?俺にそんなこと言ったところでお前の状況は変えられるわけない。黙ってやれ。」

もう無駄だと思い、自分が自分でなくなってしまう前にキャリアチェンジをしようと決心した瞬間でした。

今まで私の経験や解決法を色々と書いてきましたが、私から出来るアドバイスは一つです。「自分の人生は自分で決めるという信念を捨てないこと」です。

恐らく今仕事を辞めようと悩んでいる人のほとんどは、「業績が良くない」「仕事内容が合わない」「人間関係が悪い」などが多いと思います。

どれも正当な理由だと思います。

  • 業績がよくないから自分の時間を犠牲にしてでも仕事に全てを捧げる
  • 仕事内容が自分には合っていないと感じていても生活のために無理矢理続けている
  • 私と同じように職場の人間関係が悪く、オフィスに行くのも嫌だと感じてしまう

ここでの悩みの共通点は、全てが「自分の体も心も時間も体力も無駄にしている」ことです。

今更辞めて新しくキャリアチェンジできるのかと不安の方も多いと思います。確かに10年以上前であれば難しかったかもしれません。

ですが今では、昔にはなかった新しい働き方がどんどん増えてきています。そういった道に進むことは逃げでもなんでもありませんし正当な道なのです。

個人で会社を立ち上げても、フリーランスになっても、アルバイトに戻っても、自分が自分でいれる生き方ならば誰にも文句は言えません。

仕事をしないと食っていけないのは確かですが、仕事が人生の全てではありません。あなたがあなたであるための生き方を考えた時に、今の会社はどうかな?と考え直してもいいと思います。

それでも辞めたいと思うなら、思い切って辞職という道も間違っていないと思います。ただ、生活が出来なくなるのも困るかと思うので、その後の人生計画はすぐに立てましょう。

自分の人生は自分にしか決められません。後悔しない生き方をするために、今の状況をもう一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。