仕事を辞めたいと思ったきっかけについてですが、これは入社6年目での話になります。様々な要因が積み重なって辞めたい気持ちに至ったのですが、その中で最も悩んだのは展示会への出展準備に関するトラブルでした。

私の所属する事業部では、毎年決まった展示会に出展しているのですが、入社4年目より上司から主担当者として展示会の企画・準備・会期中の運営を任されるようになりました。

正直、このような重要な役回りを20代の若手にやらせる事業部の方針に納得はいきませんでしたし、先輩や上司からアドバイスや管理されることもなく、私の立案・作成した書類で議論を行い、様々な指摘を受けて修正していくのが基本的な流れになっていました。

特に後出しジャンケンのように好き勝手に意見を言うチームリーダーや私が一方的に叱責されても下を向いたままで無言を貫く直属の上司にも納得は行っていませんでした。

入社6年目は、日常の研究開発業務が非常に忙しい年で、例年のように展示会準備に取れる時間が少なく、準備が大幅に遅れていました。

上司にサポートする人員を要請しましたが、結局は私が全てやってくれとの一点張りで上司に相談することを諦め、一人で準備をすることにしました。

といっても一人では限界があり、会議で準備の遅れを報告すると激しい叱責を様々な方々からされ、非常に精神的に辛い状況になりました。

展示会は事業部全体で出展するものであり、私一人でやるものではないという意識は今でも間違っていないと確信しています。そうはいっても期限が迫っていましたので、がむしゃらに作業を深夜まで行い、納期にはギリギリ間に合わせることができました。

毎年展示会でこのような思いをするなら辞めてしまおうかとも思うようになりました。

ただ、私の場合は部長に恵まれ、的確に良いアドバイスを頂けたことで前向きに仕事に取り組むことができるようになりました。

展示会準備で連日遅くまで残業していた際、部長は必ず同じ時間まで残っていました。

部長からも会議で叱責されることがありましたが、部長の場合は何もフォローや助言をしない上司や好き勝手に意見を言うチームリーダーにも注意を与え、事業部を一つに纏めていこうと努力していました。

部長に展示会準備が終了した報告を行うと、精神的に辛い状況で良く頑張った。君の精神的なタフさと根性はスゴイよと珍しく褒めて頂きました。

また、君の失敗は僕の失敗だし、君を全力で支えてあげることが僕の部長としての役割だとも言って頂きました。

その時点で深夜2時を経過していましたが、そこから居酒屋に足を運んで朝方4時まで部長のこれまでの失敗や反省談を聞くことができ、非常に前向きになることができました。

とにかく誰でも構いません(職場の同僚・先輩・上司・友人・家族等)ので、日頃の悩みを相談できるような環境を構築しておくと良いと思います。また、一人でも良いですが、複数いると様々な角度から助言やアドバイスが頂けて良いと思います。

今回の展示会での悩みで精神的にも肉体的にも大きいダメージを負いました。

精神的には交感神経が働き続けた状態(四六時中仕事のことを考えていました)で不眠になり、連日の深夜勤務で外食かコンビニご飯で食事を摂っていたことで体調も優れませんでした。

人生で初めてメンタルクリニックにも受診しましたが、私の場合は責任感が強すぎるからもう少し肩の力を抜きなさいとの助言も頂きました。

適時に有給休暇(ダラダラと家で過ごすのではなくて趣味や温泉等)を取りながら、仕事の疲れをリフレッシュするも有効ですよ。

個人的には悩みが大きければ大きいほど精神的に強くなることができると思いますし、30代となった現在ではバリバリと仕事をこなせるようになりました。