私は元々事務員としてその会社に勤めていました。性格上 事務作業よりも人と関わる仕事の方が好きでしたし そちらの方が自分にも合っていると感じていました。

ですが、1年ほど総務部に属し、営業部に異動となりました。30人ほどの小さな会社だったということもあり、社長へ直接 異動の旨を伝えに行くと快諾して下さり、私のやる気は最高潮に達していました。

営業の基礎を学ぶため、上司3人の方がローテーションで私の面倒を見てくれていました。お客さんのところへ挨拶まわりをしたり、現場をみせてくれたりしました。

そのうちの1人はとても仕事が出来る人で非常に尊敬していました。もう1人はもう効率が悪くて新人からみても、やり方が違うな~と思ってしまうような人でした。私は後に 後者に苦しめられるのですが・・・。

実はその後者は営業部の部長です。部長のくせに仕事は出来ません。ゴマをすって生き抜いてきたタイプの人間です。世渡り上手とでも言っておきましょうか。

そして性格にも難があり、今まで入ってきた新人が全員辞めているというかなりのワケありです。そんな中でも事務員から営業に移った私なら大丈夫だろうと、周りからもプレッシャーをかけられていました。

案の定 一緒にまわっていても社内で事務的作業をしていても、効率の悪さにこちらがイライラしてしまいました。おまけに この部長は人を蹴飛ばすのが大好きなのです。

私に仕事のチャンスを与えてくれませんでした。むしろ私が仕事出来ないように嘘の情報まで流されたくらいです。よりによって「部長のお客さんを全部引き継いでもらう」なんて社長が言うもんなので お客さんをとられたくない部長はかなり意地悪でした。

社長に部長のことを言っても 軽くあしらわれてしまい、ゴマスリの効果って凄いなと思いました。私は嘘でもゴマなんてすれないような人間なので、部長が理解出来ませんでした。そんな状況は一向に悪くなるばかり・・・。

私は当時23歳。「こんな会社で歯をくいしばらなくてもいいのではないか。」そう思い始めました。「私が辞めればこの部長の株だって下がるはず。」

色んな思い、少しの希望を持って社長に相談したのですが、どうやら私が悪いようで退職を促されました。私の場合 俗に言うクビです。悔しかったです。

私は身を削って退職までしたのに 部長は株を上げているんですから。周りの人も分かってくれませんでした。「怒られているのをいじめられているのと勘違いしている」なんてことも言われました。

もう、弁解する気力さえ残っていませんでした。こんなことってあるんだな、これが社会の厳しさなのかな、と何だか怖くなってしまいました。

ゆとり世代で育った私。ただ単に甘えているだけなのか?みんなこれを乗り越えて踏ん張るのか?いや、私は甘えていない。乗り越えたかったけど、そのチャンスすら、社長に潰されてしまったのだ。と思いました。

今でも悔しくて悔しくてたまりません。今でもその部長が呑気にろくに仕事もしないで偉ぶってることに怒りが込み上げてきます。

仕事を辞めようか迷っている人!今 辞めて後悔は無いですか?もう少し頑張れば光が見えてくるとは思いませんか?先のことを明確に決めていますか?もしくは明確に見えていますか?全てを振り切ってでも、やりたい夢がありますか?

辞めることも勇気ですが、踏ん張ることも勇気です。辞めても自分が潰れちゃうことだってあるんです。逃げてるだけじゃ次もまた逃げてしまいますよ。

人生1度しかないんです。どうせ懸命に生きるなら 成功したいじゃないですか!充実させたいじゃないですか!山あれば谷あり。楽ありゃ苦もある。人はみんな平等だと思っています。

辛い思いをすればその分 いいことだってあるんです。それを信じて仕事が苦しくても、辞める・辞めないで踏ん張る。自分に合った選択をすればいいと思います。