今の看護師の国家試験というのは、2月に受験をして、3月に国家試験の判定が出て、合格が決まってから働き始めるという形をとることができます。

しかし以前は看護師の国家試験の合格発表は、4月の半ばにありました。そのため4月1日から就職したところで働き始めるのですが、半ばの合格発表が出るまでは、看護師見込として働くという状況だったのです。

私の時には3月に看護師の国家試験を受け、4月から働き始めました。

配属されたところは、小児科病棟。看護師の実習で小児科病棟を経験したことはありましたが、それでは十分とはいえず、本当に初めての経験ばかり。

また大人とは規格サイズが違うので、注射や点滴など何にしても細心の注意を払わなくてはいけません。

元々不安感が強い私は、何度確認してもこれで大丈夫かな?という思いが付きまといました。

また指導する先輩も間違いがあってはいけないし、成人の看護とは違うので、後輩である新人の私をしっかり指導しなければという思いがあったのでしょうね。

そのため徹底的なマンツーマンでの指導があったのですね。その指導を4月の始めから受けていたため、わたしには、もう辛い、早く辞めたいとおもうようになりました。

正直私は看護師として就職をしましたが、指導の辛さからすぐにこんなに辛いはずじゃなかった、もう辞めたいなと思うようになりました。

またそこにはもう一つの理由がありました。その理由の一つは、上記の国家試験の発表日が絡んでいます。

私たち看護師見込は、4月1日から就職しても看護師の国家資格の合格発表があるまでは、まだ正式な看護師ではありません。

看護師として合格したとわかっているわけではないのに、こんなに辛い指導があるのか?またもしもここまで指導を受けているのに、不合格だったらどうしようという不安も一杯だったからです。

この不安は、看護師の国家試験合格発表の前が一番強かったですね。

でもどうやって解決をすることが出来たのか?その看護師の合格発表は、同じクラスの代表が2名現地に見に行きました。

そしてその目でみんなの合格を確認してきたのですね。そして合格がわかった後の週末に、みんなでお祝いを兼ねてプチ同窓会をしたのです。

そこでみんなも同じような不安を抱えていることを知りました。

看護師見込の間から、国家試験の発表までは、本当に不安で押しつぶされそうだったこと。また正式な看護師になったわけではないのに、辛い指導があったことはみんなも同じストレスを抱えていると分かったのですね。

またそのプチ同窓会には、私たちを指導してくれた学校の教員も参加してくれました。

そこで看護師になりたての新人もつらいだろうけれど、それを指導する側もとてもストレスを抱えているという話をしてくれたのですね。

なぜなら、病院という現場は間違いがあってはならないところ。もしも新人が失敗をすれば、それを指導する先輩看護師の責任。

また新人が自信を無くすようなできことがあって、退職するという事態になると、それも先輩看護師の責任になるからです。

そのために、どのように指導するべきか、いつも先輩看護師も悩みながら指導をしているという話を聞いたのですね。

その話を聞いて、やめたくて辛いということは新人だけではないんだと思うようになりました。

また決して意地悪ではなくて、本気で指導をする気持ちが強いがゆえに、それが指導に表れていると感じたのですね。それからです、先輩の指導を素直に受けられるようになったのは。

もしも入社してすぐに辞めたいと感じている人は、少し立ち止まって考えてみてください。

その指導は、決して意地悪で行っているわけではないでしょう。

成長を望んでしてくれる指導と感じることができたら、その指導を素直に受けることが出来るはず。

またもう少し頑張ろうと思うことが出来るはずです。そのため自分の気持ちと先輩の気持ちをもう少し考えてみませんか?