管理栄養士資格を取得し、管理栄養士として勤務していました。

病院ですが病院といっても精神科です。1日に600食、職員の昼食を含めれば1日700食を提供していました。

精神科ですので難しい治療食はほとんどなく、特別食としては数種類のもののみで、糖尿病食(今ではエネルギーコントロール食ですね)肝臓食、腎臓食で、そのほか減塩食、肉魚禁食、形態別には常食、全粥食、きざみ食、極刻み食、ミキサー食のみでした。

私は管理栄養士ですが名ばかりで、実質は特別食の調理が多く仕込み作業が5割を占め、調理師としての意味合いの方が強かったかと思います。

実際自分はとろく、ちょっと注意されるとびっくりして食材を落とすなど、調理のスピードについていけず、間に合わない事が増えていました。

そうなると調理の年配のお姉さま方(50~60代の女性)に煙たがれ今でいうパワハラを受け非常に苦しみ自分を責め続け働き続けました。

そんな自分ですが、克服に向けてまずはスピードに慣れようと思いキャベツの千切り、玉葱の皮むき、オニスラ(オニオンスライス)、人参の千切りを自宅での練習を開始しました。

豆腐は手の平で切ることができず、これでだいぶ時間をとられていたので家で練習しました。

麻婆豆腐や家常豆腐、ゴーヤチャンプルなど豆腐料理も増えましたがこれもレシピが増え献立の役にたち、また手際の練習となり自分の糧となりました。

次に作業の手順を1週間前までの献立をみて確認しました。

早く出勤して必要な材料を予め取っておく、調味料や器具を確保しておく、材料は刻めるのなら刻んでおく等です。

作業の動作のライン確認も必要でこれがわかる為には長い時間かかりました。献立によって全く異なるからです。

1年一通り体験したら何とかなります。この献立の時にはこの回転窯を使うのでこの時間は近くに寄らないように気を付けよう、出汁は炒める前に確保しておかないと全て使われてしまうので気をつけなければ等です。

慣れるまでの辛抱といえばそうですし、そこまで到達するのに私は人並み以上に資質がなく、時間がかかりました。

このようなチームワークの能力には個人差があり、1年もかからずにすぐに見ただけで可能な人もいます。逆に私のように何年も経過しないと覚えれず苦しむ事となります。

管理栄養士に憧れて大学、専門学校に入学し就職したのに現場の調理仕事ばかりでとろくて苦手で、辛くてやめたいという方へ。

もしもあなたが若くて(20代~30代前半)将来病院などの管理栄養士の栄養指導へ就きたい考えているならば一度は1年でもいいので経験しておいて損はないと思います。

それから経験を積んで再度病院や公務員試験をどんどん受けてください。

どんどんチャレンジしてください。もしも私と同じ年代30代後半であり、1年もしくは2年現場を積んだとして周りから認められないのであれば転職を強く考えてください。

見切りをつけることも大切です。次の現場を探しましょう。

2年経過のち私は調理師の方々から一応なりとも認められてパワハラや仕事の妨害が無くなってむしろ難しい献立をいれないでと媚びをうってくるようになったからです。

ただ調理が好きなら別です。好きならばやめないでください。必ず報われますから。最後に今すぐにでも辞めるべき方もいます。

それは心を病んでしまった場合です。現場を抱えて人間関係で鬱病になり心療内科に通っていた管理栄養士さんを何人も知っています。

そうなると正当に物事を考えることができなくなります。回復するにも時間がかかります。

女性の職場なので陰湿この上ないのです。どうか勇気をもって自分を守りましょう。

かくいう私も周りから認められたけれどその身の変わりようにショックをうけて心療内科に通った事があります。

なにがいいたいかというと、第一にあなたの体と心を守ってほしいと心から思うからです。

心を壊した時点であなたの給与以上の価値あるものを仕事によって多く奪われているからです。

勇気を出してください。必ず仕事はあります。悩んでいる栄養士さんの参考になれば幸いです。