オーストラリアでワーキングホリデーを経験し日本帰国後、語学留学手続きの会社で働こうと就職活動をしました。

縁あってハローワークで見つけた小さな会社に決まりました。

社員5人ほどの本当に小さな会社で、社長はほとんど不在で、経理兼マネージャー的な女性が会社を取り仕切っていました。

留学手続き担当が二人、カウンセラーが3人いました。私は、手続き担当をやることになりました。業務内容は、留学を決めた人達に代わって、学校への入学願書送付、ホームステイ先などの滞在先探し、飛行機の手配などです。

業務自体は多少の英語力とコミュニケーション能力があればそれほど高いスキルは求められません。

働き始めて1年くらいが過ぎ業務に慣れた頃でした。会社の規模が小さく社内の雰囲気もあまりよくなかったのもあり、もう少し大きい会社で働きたいと思い始めました。

元々、ワーキングホリデーに行く前の5年間は、大きな日本企業で働いていたので、小さな規模で働くことがイメージできていなかったので、現実を知ったという感じです。

自分の意見が反映しやすいというメリットももちろんありますが、社長のポリシーが絶対なので、そのやり方に賛同できない場合きついかもしれません。

私が働いた会社はそれほどきつくはなかったのですが、なるべくコストを削減しようとインターネットを使用できるパソコンは一台だけ、基本的に裏紙使用、休憩時間は1時間と聞いていましたが実質は30分程。

皆が働いているデスクの隣に、申し訳ない程度のテーブルと仕切りが置いてあって、そこで食べることもできますが、何となく皆が働いている側で食べるのは気が引けました。

いろいろと考えはじめたとき、ある失敗をしてしまいました。

ある社会人の方のイギリスへの留学手続きを担当した際、その方は寮滞在を希望していたのですが、私の確認ミスで寮が取れずホームステイになってしまいました。

そのことをその女性に伝えると、寮があるからその学校に申し込んだので、寮がある学校を探して欲しいと言われました。

時期が限定されていたので、他の学校を探すことができず、あっても既に受け入れ人数が一杯だったため、探すことはできませんでした。

せめていいホームステイ先を探したいと学校と交渉し、良さそうな家庭を見つけました。

その女性からは、いろいろと言われその時本当に会社を辞めようかと思った程、悩みました。

お金で解決できるのであれば、自分でお金を払って辞めたいとも思っていました。

そんな時、社長とたまたま話す機会があり、確かに私には事務よりも営業が向いているのではないかと勧められました。

留学カウンセラーの方です。今考えれば、そのように言ってくれたことを素直に聞けばよかったのかなと思いましたが、その時の私は辞めることで頭が一杯で他の業務をすることが考えられませんでした。結局その1ヶ月後会社を辞めました。

私の場合、会社を辞めたことが一時的な解決になりましたが、それが本当に良かったのかどうかわかりません。

ただ、元々入社の際にいろいろと考えて小さい会社で働くことをイメージできていれば、その後が違ったかもしれまいと思いました。

または、大きい会社で働きたいのであればその意志を貫き、もっと探しても良かったと思います。でも、後悔はしていません。何事も経験ですし飛び込んでみないことには現実はわかりません。

今仕事をやめたいと悩んでいる方にお勧めしたいのが、その会社で働き続けることのメリットと辞めた場合のデメリットをノートに書き出してみてください。

もし、メリットが多いならもう少し頑張ってみる、デメリットの方が多いなら、思い切って辞めるのもよしだと思います。

ただ、辞めるという選択をした場合には、できれば次の就職先をの目安を決めてからにした方が、転職する際焦りがなくなるので、探してからにしたほうが良いと思います。