給与の手取りが26万円くらいで、最初に提示された年収に比べて予想以上に社会保険料や税金が高く、全然残らない。

可処分所得は異様に低く、自分の趣味などに全く回せない状況でした。家賃は13万円なので、食費と光熱費、通信費、食費を引いたらほぼとんとんでした。

当時は機械メーカーで営業をしていましたが、メーカーは開発投資に原価ととんでもなく利益率が悪い上、技術スタッフへの待遇がとても厚いので営業の給料は後回し状態でした。

その上オフィスは狭くてきたなくて、備品などもほとんどなく、携帯貸与なし。ブラック企業でした。

しかもパワハラは横行し、嫌がらせや公然にどなられたり、やられ放題で精神的に病み、一刻も早く辞めることだけに集中していました。

なので、基本的に日々の業務はこっそりネットで転職活動です。もちろんPCも2014年時点でも10年の型落ち、ハードディスクは1GBしかなく、常に空っぽにしておかなくては動かない状態。

画面が12inchしかなかったので逆に転職エージェントとのメールなどは自由に業務中にやっていました。

転職活動は複数のエージェントを使いましたが、宣伝ではなく、リクルートエージェントが一番良かったです。

私の現状への愚痴を全部聞いてくれたし、私がいくら会社のことを悪く言っても、会社のせいにしている私を一つもせめる様子もなく、「これからは一緒にがんばって合う会社を探しましょう」ととても前向きなことを言ってくれました。

どんだけ救われたかわかりません。

社会に出て私はずっと孤独でした。新卒で大会社に入ったものの、面接に通ったことはコネのおかげだったと後から知らされ(私には知らされずにコネを使われた)、そのショックに立ち直れず、その会社は2年ほどで辞めました。

そのあとは海外放浪などして現実逃避をして、生活費のためしょうがなくまた今回の会社に入り、それでも新卒で大企業を含めてどこにも自分の力で通らなかったことを責め続けています。

今でもその気持ちは変わりませんが、とにかくここどエージェントが前向きに一緒にがんばろうとしてくれたことで、この会社からのエグゾダス(脱出)に成功したのです。

やる気もないし、給与も低い、早く辞めたいけど、面接に受かる自信が、上記のような理由からない。社会に対して完全に自信喪失していたのです。

でもエージェントとともに面接を10~20件ほど受け、おかげで内定が出ました。しかも給料アップです。

腐っていた自分を取り戻すことができ、なんとかまともな生活が始まり、今では私を苦しめた会社に対して転職会議などにそのつらい状況を書くことで、同じ過ち(その企業への入社)をしようとする人を止めるのが私の使命だと思っています。

給料が低くてやめたいと思っている人に対しては、まず、給与以外にも残る価値があるのかないのか、を整理することをお勧めします。

給与が引くくて悩んでいるけど、いい面もあって会社にいると楽しい、とかであれば、いづれ楽しそうに仕事をしているあなたを見て昇給や出世を会社から勧められる可能性もあります。

逆に給与以外にも、私のようにパワハラがつらいとか仕事自体がつまらないという話であれば、前向きに頑張れる場所を求めて前向きに転職活動をすることが一番です。

どちらを選ぶにせよ、前向きになれるかどうか、とか楽しいかどうかとか、を基準にすればよいと思います。

転職することについがんばっちゃう、という場合は残るほうが自分らしい、とかそういう場合もあります。

給与は後からついてくる場合と、ここではこれ以上望めない、の二通りがあるので、その見極めを自分の感覚から導き出すという感じです。