埼玉にある市場に勤務してました。正規雇用で就労する事2年程度勤めました。勤務としては朝5~昼1時という勤務ですが、仕入れや配達があったりするとこれの3時間増しという事です。

仕入れの時は朝2時に起床します。実は私の勤めていた市場は、セリのようなものはないのですが俗にいう中継地点の市場と考えてもらえばいいです。

仕入れの時には、主に鮮魚の人はセリをやっているのですが私の課は冷凍魚を主に販売している課なので、そもそもがセリのようなものがないのですが注文した商品を取りにいかねばなりません。

持ってきてくれる業者もあるんですが、取りに行かなければならないようなものあるいは他の課俗にいう練り物関係を扱っている課の商品も、我々が取りに行かねばなりませんでした。

夏場はいいのですが冬場はとても寒く、非常に苦労はさせられました。

主な仕事は述べたように仕入れと、配達と、配達でも場内配達あるは冷凍庫の管理が主な仕事です。

日曜、祝祭日、水曜日(月2回程度)が休みで、保険を引かれるとだいたい15万円程度が手元に残ります。

かなしいのが、配達手当ですが3時間勤務しても1000円しか貰えず割の合わない仕事だと我々は思っていました。

配達にはパートさんもいるのですが、パートさんが突然休んだりあるいは休みを入れる必要があるので私たち社員がそれに対応するという事です。

パートさんは一時間1000円なのに、私たちは3時間で1000円。割が合うはずありません。しかもスピード違反でもおこした日には大損です。

私は経験してませんが、他の人はやられているようです。

冷凍庫の中は-30度の中で、重さが30キロ近い荷物もありそれを防寒着もなく一時間近く作業する事もあります。

危険なのは濡れた手で梯子を触ると、夏場は一気に手がくっついてしまいます。冷蔵庫の中は常に危険と隣り合わせです。床も凍っているので滑るのです。

しかし苦労もあって、冷蔵庫の管理は私がほとんど任されるようになりました。1000商品近くありますが、何がどこに入って残量と入庫まで頭の中にしっかり入っています。

上司の信頼もそこそこ出てきた頃、賞与を支給されましたがなんと27000円でした。しかし何が不服か?上司はこの20倍以上は貰っている筈なんです。

我々は手となり足となり仕事をしています。それでも市場ですから、皆気性も荒らしく一般の会社員とは違う扱いを受けます。

パワハラなんて朝飯前でそんなの気にしていたら仕事できません。下っ端だから話は聞いてもらえないし、その中から信頼を取り付けるのは一苦労でした。

やったことを正当に評価してもらえるとしたら、やはり金額で証明してほしかったが、所詮は茶坊主扱いなんでしょう。

一番苦しかったのが車のローンです。この金額では払えないので、通常の給与からなんとか捻出しました。

ボーナスなんだから贅沢に過ごしたいのに、普段の月より節約しなければならないという悲しい結末になりました。

アドバイスと言えば、自分は仕事自体は好きでした。ですからお金ではなく仕事を好きになっていくことが、もしかしたらそうした部分を払拭できるとは思いますが、やはり経済的な部分には限界はあります。

自分の場合、納得できるところまで成果を出しているのであれば、他の人がなんと言おうと決断してもいいと思います。

自分も解雇された訳ではなく、かなり説得されて退社に至りました。そういう意味では、会社は私を必要としていてくれた証拠だと思います。

お金以外の部分で、どのように最後人間として評価されていくのかも重要なんではないでしょうか。

決断と結論は常にその時々で問われるのではないでしょうか。