新卒入社した会社でのことです。

店頭広告POPの企画製造をしていた会社で、新商品の企画と量産品設計・試作をする開発部という部署に配属されました。

終業時刻は18時だったのですが、定時になっても誰一人帰ろうとしない会社でした。

入社後2か月ぐらいは部署の人も気を使ってくれていて定時付近で帰宅させてくれていました。3か月過ぎたころから日に日に残業が増えていきました。

毎月約60時間の残業で、多いときは月80時間を超える時もありました。

私はサービス残業なんて都市伝説と思っており、入社して初めて残業をした月は期待をもっていました。しかし、いくら残業をしようが残業代が支払われることはありませんでした。

当時の給料は総支給18万円(手当含む)で手取り16万円でした。徒歩通勤できる距離に住んでいたため交通費もありませんでした。

ボーナスは支給されていましたが、月々の残業代を帳消しにできるほどもらえるというものではありませんでした。

部署の上司は職人気質の人だったのでこだわりが強く、また自分と同じレベルを部下に求めているので毎日のように罵声に似た叱責を受けていました。

労働時間に対して給料が少なすぎ、毎日のように罵声を浴びせられることに耐えかねておりました。

ところが入社2年を過ぎたころに待遇面で大きな改善がありました、給料面に不満を持っている社員がほとんどだったため、離職率も高い会社でしたがそのことに対して経営者は特に気にも留めていないような感じでした。

ところが、営業部の係長が待遇面の不満に耐えかねてついに退職をしました、その時から経営者の重い腰が動き出しました。

そのおかげで、残業代はつきませんでしたが総支給が22万円ほどに上がり待遇面ではかなり改善されました。

ただ、上司からの叱責は入社2年を過ぎても変わることはありませんでした。

結局給料面での改善はみられましたが、上司からの叱責に耐えられず会社を退職する運びとなりました。

給料面で悩みが生じてしまった場合、不満が改善するぐらい給料が上がるということはほとんど望めないと思います。

これを改善する方法は私は3つあると思います。

1つ目は単純に会社を辞める。給料面での待遇が改善されるというのは私が体験したように、経営者にとってよほどショッキングな人が辞めてしまって給料を上げざるを得ない状況になるか労働基準監督署が入ってきて改善せざるを得ない状況になるかのどちらかだと思います。

なので改善されることは望めないので単純に給料を多くもらいたいというなら会社を辞めて好待遇の会社に転職することをお勧めします。

2つ目は副収入を得るようにする。

給料面の改善が望めないが、今の会社に居続けたいと思うのなら、副収入を得ることを検討してみることが良いと思います。

会社の就労規則で副業が禁止されていないなら終業後や休日にアルバイトをはじめてみてはいかがでしょうか、もちろん本業には支障がでないように、または投資をはじめてみることが良いと思います。

3つ目は給料に見当たった分だけ働くよう割り切る。要は自分自身の意識の変化です。

このぐらいの給料しかもらっていないから、残業はしない。会社からは高い目標をたてられ成果を求められているがここまでしかしないなど、働くにあたって自分自身、意識の持ち方を変えるということが必要になると思います。

私の体験談ですが今回エピソードを書かせていただいた会社の次に務めた会社は割り切った社員が多く自分の価値観に大きな変化がありました。

なので、一度そういう風に考えている方に話を聞かれたりその関連の書籍をじっくり読まれることをお勧めします。

どんな不満にしろ、会社に改善を求めることが不可能と考え自分自身で動かなければならないと思います。