私は専門学校を卒業し、病院へ栄養士として入職しました。専門学校時代は、成績も良くテストでは毎回全体で10番以内には入っていたので、それなりに自身もありました。

しかし、実際に就職してみると想像とは違い、なにをしたら良いのか、どうしていたらいいのかが全く分かりませんでした。先輩もあまり丁寧に教えてくれる方ばかりではなく、【見て覚えろ】という昔ながらの職員もたくさんいたので非常に大変でした。

初めのうちは、調理を主にやっていたのですが、3ヶ月が経った頃、もともと私を含めて栄養士が三人しかいなかったのですが、一人が病欠になってしまい、その穴埋めを私が依頼されました。

内容としては、主にデスクワークとしての発注や献立作成、電話対応だったのですが、今までずっと調理現場にいたので、また新しい仕事になってしまい、てんてこ舞いになってしまいました。

ただ、新人だし頑張らなければという気持ちで仕事をしていたのですが、病欠だったため引継ぎの時間もあまりなく初めから一人のような状況で仕事を命ぜられてしまい、毎日どうしていたらいいのかわからず、色んな人に頭を下げて聞いていました。

そんなことをしていたので、自分の仕事をする時間がどんどん減ってしまい、さらに当たり前ですが効率よく仕事をできず、毎日サービス残業として4時間ほど残って仕事をしていました。

専門学校時代からあった自分の自信もその頃には、ほとんどなくなってしまい、どうして私はこんなに仕事ができないんだろう。どうして、一度教えてもらったことをすぐに覚えることができないんだとうと自分を責めるようになっていきました。

そんな状態で仕事を2ヵ月続けたのですが、心身ともに疲労し、仕事を辞めたいとまで考えてしまいました。

そんなこともあり、病院で働いているのに自分の病院の精神科にかかってみました。そこで、ドクターから言われたのは、自分の意見をもっと上司に伝えてみなということと、肩の力を抜いてもう少しリラックスをして仕事に取り組んでみなということでした。

半分辞める決意がかたまっていましたので、その旨をとりあえず上司に伝えてみました。すると、上司は驚いていました。上司からみると、私はかなり優秀で別に困っているようにも見えず、毎日淡々と仕事をこなしているから安心していたそうです。

しかし、今の私の状況を知るとすぐに、対応をとってくれました。私の抱えている仕事を少し分散してくれたり、手伝ってくれたりするようになりました。

また、私も毎日あまり肩に力を入れず、完璧にというよりかはなにかあったら皆さんに助けてもらうというスタンスで仕事をするようになりました。

すると、段々と自分のストレスも消えていき、伴って辞めたいと行く気持ちもなくなっていきました。

もし、今仕事ができず辞めたいと悩んでいる方がいるとしたら、まずは上司に相談してみることです。もしかしたら、仕事ができないのではなく、課せられた仕事量が多すぎるのかもしれません。

また、人には得意な分野と不得意な分野が当然あります。その、得意な分野を活かせるような仕事が職場には必ずありますので、そちらの仕事をさせてもらうというのも一つの手です。

何はともあれとりあえず一人で抱え込まず、相談することが第一です。

また、もしかすると今肩に力が入って仕事をしているのかもしれません。完璧な仕事というのはとても素晴らしいとは思います。ですが完璧を追い求めすぎてしまうと自分が壊れてしまうかもしれません。

適当に仕事をするなとはいいませんが、今100~120%の力で仕事をしているのであれば、70~80%までリラックスしてみてください。

すると、案外仕事がスムーズに進むかもしれません。