私が入社8年目にして会社を辞めたいと思うようになった要因は1つだけではありませんでした。

そして辞めようと決心したのはほんのわずかな短い時間ではなく、自分の心のモヤモヤが長い時間をかけて仕事にかける前向きな気持ちが薄れてしまったからです。

仕事はメーカー企業で主に自動車部品の製造の仕事に携わっていました。

東証1部上場している立派な会社ですが、工場の作業レベルになると企業理念やらコンプライアンスやら企業人として当たり前の事がそうでも無くなっている事もあります。

品質最重視で品質管理が最優先と言いながら、最大手の大企業と言われる取引先からの要望や注文にはキャパシティーを超えたものであっても受注してしまう。

よって品質重視よりも生産量重視の仕事で毎日が時間に追われていく。残業40時間も普通で休日も出勤も普通のこと。

とにかく生産・生産して納期まで製品を生産することが第一の毎日であるから、不良品が出ても検査で見逃しやすい。会社理念で品質優先といってるのにおかしな現場だと誰もが心のなかで呟いていると思います。

企業における組織というものは、例えば「あの上司の為に頑張る」とか「あの人は信頼出来るし尊敬も出来る」といった信頼・尊敬の感情がなければ、組織とは成り立たないのではないかと思います。

そうでなければ単なる区分けされた集まりに過ぎないのではと思う。

一般的にキャパを超えた仕事量をこなすのは困難なことは誰でも分かるのであるけれど、工場の事情であったり工場長・グループ長個々の事情であったり、そうゆうものが入り混じってしまう職場環境にしてしまうと組織自体が絵に描いた餅状態に陥る。

さらに悪い事に仕事に余裕が無くなってくると、結果だけを考えてしまい作業者とのコミュニケーションがそれだけに集中してしまい本来の意思疎通がなくなり、仕事も責任も丸投げされはじめたりもする。

あちらこちらで不公平や不満が出て来ても組織自体が機能しなくなってくると、あちこちで綻びが発生するのも当然なのです。

私の場合には、その都度納得のいかない話などがあると上司に説明を必ず求めていきました。納得のいかないお話では文章でそれなりの部署に意見を述べて来ました。

そうゆう時には、ある程度の改善もあったりもしますが根本的に改善されることはありませんでした。私が会社を辞めようと思ったのはこれらの状況が変わる可能性が無いと思ったからです。

社長のまわりには取り巻きの輩ばかり、すべて不都合なことは下から意見をしてもトップレベルまで通ることはなかったのです。

仕事の内容が厳しいものにされるという事であれば、自分がスキルアップをして対応すれば良いと思います。またそのように自分のなかで心構えをして実行して来ました。

さらに黒いものを白と言わせるような独裁的な判断が上層管理者から下された時でも、納得するような説明さえあればしょうがないと思うようにして解決させようと思っていた時期もありました。

ただし、これらを日常的に解決するには自分の限界があり最終的には退職して新たな環境で頑張ろうと決心したのが私個人としての解決策でした。

ただ会社を辞める事について、退職をする事にはリスクもあります。自分の家庭環境や再就職のための準備など実際に熟考しておかないといけない事があります。

最終的には自分で決断をしなければいけないのでありますが、安易な退職は絶対にやってはいけないと思います。

今仕事で悩んでいる人がいたとしたら、まず信頼のおける職場や知人に自分の悩みや思いを打ち明ける事からはじめ、それまでの自分の考え方からさらに色んな考え方が出来るのか否かをやってみて欲しいです。今までの会社と縁を切る事は簡単です。

ただし退職をするのであれば十分準備をととのえ計画性をもって後悔のない決断をすべきであ
るとも思います。