地方都市のパソコンインストラクターとして働いていました。当時、多少パソコン操作に自信があったのもありインストラクターとしての仕事を選びました。

勤務先は職業訓練校になっており、主に求職者の方に資格取得を目標としたパソコン操作を教えることを担当していました。少しだけ操作に自信があったものの、人に教えるのは初めてでした。

簡単な研修は受けましたが、いざ教鞭に立ってみると、分かっている操作方法も上手に伝えることもできず、ただただ緊張してしまい、インストラクターとして今後やっていけるかどうか、絶望的な気持ちになってしまいました。

自信がバキバキに折れてしまい、それを見かねた生徒さんからクレームをもらってしまいました。あの先生は本当にパソコンのこと分かっているの?先生を変えて欲しい!と要望があり、あっけなく私はその担当講師を外されてしまいました。

自分が情けなく、心底辞めたいと思いました。

何がいけなかったのか。なぜクレームが入ってしまったのか。辞めたい・・・と凹む気持ちと同時に、犯してしまった過ちを振り返りました。

結果、「自分の自信の無さ」に気づいたのです。自信がない・・・。ならば、自信をつければいいじゃないか!と気持ちを切り替えました。

自信をつけるには、まず教えるパソコン操作を完璧にすること。想定されるであろう質問をちゃんと答えられるようにすること。それらをしっかり学び、覚え、緊張にそなえ、カンペを作り、自分自身が安心して授業できる環境を作り出しました。

でも時には答えられない質問もありました。そんな時も焦らず「後で調べてみますね!」と授業終わりに即座に調べ、自信をもってお答えすることに徹しました。

どんな時も焦らない、分からないときほど、ゆっくりと焦らず対応する、これらを意識的に心がけ、次第に意識せずとも自然と行動にでるようになりました。

一度は辞める事まで考えたのにも関わらず、気持ちの切り替えと行動力によって、また立ち上がることができました。失敗や悩みはこれだけではありません。その後も色んな事で悩みましたが、この経験は大きかったです。

色んな事が起きるたびに、問題は解決できる!と自分を奮い立たせて気持ちを切り替えることをしていました。

失敗や悩みは非常に辛いものですが、それと同時に自分を変えさせるチャンスだと私は思います。色んな理由で離職を考えられていると思うのですが、辞める前に一度、なぜ失敗したのか、なぜこの悩みを抱えているのか、一度自問自答してみてはいかがでしょうか。

自分自身の振り返りは非常に大切です。振り返ることで、過去の過ちや気づきがある、と私は思います。そこで、もしかしたら改善策が見つかるかもしれません。

そしてその改善策を少しづつでいいので、行動に移してみてください。最初はおぼつかない行動になるかと思いますが、繰り返し行動することにより、習慣付けられ自分のものになって行くと思います。新しく成長した自分の誕生です。

仕事をしていく上で、失敗や悩みはつき物だと思っています。楽しいな、やりがいがあるな、そんなことだけが仕事ではないと思います。

むしろ、経験を積んだり、真剣に仕事するほどにつれて、色んな事が起きるかと思います。1つクリアしたと思ったら、また問題がでてくる。

そして、また乗り越える。その繰り返しで、社会人としても成長すると思うし、人間としても豊かな成長をしていると思います。時には乗り越えられない問題が出てくるかもしれませんが、それを乗り越えようとする努力が自分のためになっていると私は信じています。

苦しいな、嫌だな、と思ったときこそ踏ん張り時だ!と気持ちを切り替えてみてください。