仕事は通信関係の総合商社で営業をしていました。丸4年働き、最終的に表面上では「結婚」を理由に退職をしました。

当時、結婚の予定はありましたがすぐにというわけではありませんでした。なので、辞めた本当の理由は一言。「辛かった」からです。

新卒で入った会社は完全実力主義の会社でした。成果を上げたら上げた分だけ昇給もできインセンティブも貰えます。新卒入社の同期は確か全部で50名ほど。離職率も高く1年たったことには5名以下だったと思います。

特に何も考えず入社した私は「1年後にはこうなりたい」という目標があり、それに向かって社会人生活をスタートしました。

しかし「1年後にはこうなりたい」と立てた目標は、半年足らずで達成してしまいます。それに伴い役職も上がっていき、入社1年半で課長職に就くことになりました。

当時は東日本で初めての女性課長として表彰もされました。がむしゃらに仕事をし、休みの日も仕事のことばかり考えていました。ある意味、働くことの楽しさと稼ぐことの楽しさをそこで学んだのだと思います。

しかし「仕事が楽しい」と思えるのもその辺りまででした。昇給したことで部下もでき、自分よりも年齢が上の部下に指導をしたり、入社時に私の上司だった人が部下になったりなど、今思うとあの環境の中でよく仕事を頑張れたなと思います。

売上達成のプレッシャーがどんどん大きくなり、契約ができて当たり前という中で契約できないと追い詰められていく自分がいました。

私の中で「会社」は「プレッシャー」になりました。

そんな中、考えた解決方法は2つでした。

1つは、それでも頑張ることです。考えて営業すれば売上が達成できることは今までの経験から分かっていたので、それでも必死になって仕事をすることが解決になると思っていました。

しかしそこまでの体力も気力も、どんどんなくなってきました。

そこで助けてくれたのが彼氏でした。少しずつ私の悩みが解決した方法2つ目。

休みの日に仕事の相談をすると、彼は決まってこう言いました。「ねぇ、どぉーでもいいじゃん」と。私が一生懸命話して、話して、話して、その一言。

当時の私としては、心底悩んでいたので全然どうでもいい話ではなかったのですが、いつもその一言に救われていました。確かにその通り。

悩んだ時にこの言葉を呟くと、肩の荷が下りることに気付きました。

悩みはなぜか考え続けてしまうものです。大きな悩みであればあるほど1日中悩んで頭の中がモヤモヤしてしまいます。

しかし必要な時に悩めばいいだけで、ずっと頭をモヤモヤさせておく必要はありません。そのモヤモヤを取り払ってくれるのがこの言葉だと思います。

真剣に話していて、突然この言葉を言われると突き放しているように聞こえるかもしれませんが、本当に悩んでいる人には肩の荷を下ろしてくれる魔法の言葉になると思います。

私はこの言葉を発見でいたことで続けることができました。しかしながら体力にも限界を感じ退職をしました。

アドバイスとして、1つは、先にも書いた通り「どうでもいい」と自分自身に余裕を持たせてあげることが大切だと思います。

1日のほとんどの時間を会社で過ごすことになるので、職場での悩みは自分のメインの悩みになります。しかしながら一歩会社から外に出れば、全く自分のことを知らない世界がたくさんあります。

結局のところ「会社」という小さい世界でのできごとに過ぎないので「どうでもいい」のです。仕事で悩んだり、辛いなと思ったりしたら試しにトイレの鏡に向かって言ってみてください。

「ねぇ、どうでもいいじゃん」と。私は今でもやっています。その言葉を言った瞬間、なんとなく必ず出てしまう言葉があります。「そうだよね」と。

そして2つ目は、やはり無理をしないことです。人間関係も仕事も無理をしていいことはありませんが悩んでいる人は私の周りにもたくさんいます。

「会社の中に自分がいるのではなく、自分の中に会社がある」と思うことで、少しは楽になれるのではないでしょうか。