需要があり安定した職業だと知り合いから聞き、選んだタクシー乗務員の仕事です。

この職業に就く前は鉄道関係の仕事に就いていましたが、不景気で業務縮小となり待遇もどんどん悪くなり基本給と残業を合わせても月給20万円に届かなくなり辞めたのです。

次に就く仕事は月給30万円稼げる職業にしようと考えていたので、求人内容に月給30万円以上と明記されていたタクシー乗務員の仕事を選んだのです。

二種免許を取得するための研修期間は問題なく、給与も月給15万円ほど頂けており満足していたのです。研修後に初勤務の日が来ます。

緊張はしましたが、趣味がぶらぶらとドライブをすることですので、市内の道は詳しいので道に迷うということもなく安心していたのです。

最初の2ケ月は月給30万円を稼げていたのです。しかし、3ケ月目から全く稼げなくなります。その週、その日により自分が担当する地区が割り振られるのですが、3ケ月目になってわかったのが最初の2ケ月は稼げるルートに配置されるのです。

それ以降は、経験やスキルが必要なルートへ急に配置されます。

3ケ月目から月給15万円も稼げなくなります。お客様をつかまえるのが難しいルートであったり、これまでは稼げる時間帯に配置されてましたが、週によっては昼間の全く稼げない時間帯に走ることになります。

深夜であってもお客様の姿を見つけるのさえ難しいルートもあります。そうなると、休憩時間を減らして頑張っても月給15万円も稼ぐのがきつくなってきます。

朝・昼・晩と乗務する時間帯がバラバラになってくると不規則な生活になり体調管理がとても難しくなります。これまで細身だったのが10kg以上も太ってしまいました。

運転中はずっと座ってるので腰への負担が大きく腰痛持ちにもなってしまったのです。痛みをこらえつつの運転です。

面接では月給30万円は必ず稼げると聞いていたのですが、それはとてつもない勤務シフトで働いておればの話でそれを継続させるのは肉体的にも精神的にも不可能だと気付きます。

思うように稼げない、体調も悪くなるので辞めたいという気持ちが日に日に増します。

一度は辞めようと決意したのですが、実家がすでに無いこともあり生活費を稼ぐ必要があること、次に仕事が見つかるかわからないこともあり、気持ちを切り替えて、続けることにしたのです。

続けるのであれば、やはり月給に30万円を稼ぎ出したいです。そこで月給に30万円以上は稼いでる同僚と仲良くなり、そのコツを日々の会話の中から探し出すことにしたのです。

そうするなかで、同僚が様々な工夫をしてることに気付きます。

お客様が少ないルートに配置になっても、どの時間帯ならどこにお客様がいる可能性が高いであるとか、歩道を歩いているお客様の動きを観察してタクシーに乗ろうとしてるかどうか察知するとか、外国人のお客様を上手く獲得するために日々、英会話を独学で学習するなどして少しでも多くのお客様を獲得できる工夫と努力をしてることを同僚から学びます。

その積み重ねで成績が上がれば、自分の要望も会社に聞いてもらえるようになり、月給30万円をキープできてると言うのです。

私も同僚がやってることの真似から入り、自分自身でもお客様の気持ちになって仕事をするようになり、月給15万円しか稼げなかったのが、しだいに月給20万円稼げるようになっていくのです。

また、体調不良では仕事が務まりませんから、自己管理をしようとダイエットをしたり、腰痛持ちになっていたのを運動により予防したりと生活習慣も変えたのです。

休みの日にはついつい疲れから寝てしまうだけなのですが、通常どおりに起きて、以前からリサーチしていたイベントに参加するなどして、仕事以外でも刺激を得られるような生活スタイルにもしたのです。

心身共に健康になると仕事もはかどるようになり、今では月給30万円は稼げるタクシードライバーです。

私と同じような悩みを持った新人ドライバーがたくさんいますから、私も同僚にアドバイスを受けたように彼らの辞めたい気持ちを理解しつつ、工夫してみてから考え直すおうにと話しています。

現在、仕事で悩んでる方にアドバイスするとすれば、独りで悩まずに、誰かに相談してみることです。相談が難しければ話を聞いてもらうだけでも良いです。

相談相手や話し相手としては自分が目指したいレベルに達してる方が良いです。彼らのちょっとした意見を聞き逃さずに、彼らの言う意図は何を意味するのかを考えると、仕事を辞めずに済むヒントが必ず隠されていています。

それを自分で見つけて欲しいです。

石の上にも三年と言いますが、三年も我慢する必要はないです。最初は三ヶ月、違う試みを試してみます。それでもダメなら半年、視点を変えて試みます。

もし、ここで心身のバランスがおかしくなっているようなら考え直しても良いと考えます。体に無理してまで続けて働けなくなると意味がないです。

まだ続けられるようでしたら、1年間は結果が出なくても良いと考え継続してみることです。仕事での悩みは仕事だけでしか解決できないと考える方もいます。それが正しい場合もあります。

一方で、プライベートを充実されることで仕事に生かせる部分を得られるパターンもありますから、それも試しです。

個々で性格も能力も違いますから、いろんな角度から試してみて可能性を引き出してみてください。

最後に、周りと比較して無理しないで下さい。あなたには、あなたに合った生き方が必ずあります。仕事とは人生においての大半の時間を費やすものですから、我慢して苦しいだけでは人生が辛いだけです。

まずは今の仕事を辞めたいという気持ちを、信頼できる人間に聞いてもらうのが最初にすることです。