私が看護師の仕事を辞めたいと思ったきっかけは、給料が他の施設の看護師に比べてかなり安く、仕事内容も重労働な上に、夜間の呼び出しがあるなど、不規則な生活を強いられたからです。

看護師の仕事は、比較的、体力のいる仕事ではありますが、私の職場は、夜勤制度ではなく、昼間は普通の人と同じように8時間労働で、帰宅してからも、担当の日は、ピッチを持たされ、自宅で待機するという自由のきかない職場でした。

そのため、夜間であっても、早朝であっても、救急な患者さんが運ばれてくると時間を問わず、出勤しなければならないという過酷な現場でした。

時には、昼間の仕事が終わらず、夜になり、ようやく帰宅したと思ったら、その何時間か後に、また出勤しなければならないといったこともありました。

休日も同様で、いつ電話がかかってくるかわからず、ひやひやしながら時間を過ごしたり、友達とちょっと食事に行こうと思っても、食事が運ばれてきたタイミングで、ピッチがなり、食べられなかったという経験もあります。

そのため、自宅から容易に出られず、休日のほとんどを自宅で過ごすということもありました。

また、自宅にいても、いつ電話がかかってくるかと考えるとどこか緊張してゆっくりできず、気持ちが安らがないことも多くありました。

大変なのは、その労働時間だけでなく、出勤してからも、患者さんの命がかかった救急な現場であり、ミスの許されない環境から、責任の重さを感じながら仕事をしなければならないため、精神的な負担も大きく、なかなか疲れがとれないといったことも辞めたいと思った一因になりました。

その他にも、食事の時間や睡眠時間が不規則で、健康状態にも悪影響を及ぼすであろうことが予測されたこと、頑張ってもなかなか昇給せず、先が見えなくなったことも退職しようと決意したきっかけになりました。

様々な問題の解決は、仕事をしたままでは、なかなか解決できなかったので、長期の休みを使って、まずはリフレッシュすることでの解決を試みました。

しかし、休暇が終わるとまたストレスの多い日々が続きました。そのため、上司に相談した結果、辞めることが一番良い選択だと思い、退職することを選びました。

アドバイスとしては、退職するということは、どの職場においても、容易ではないと思うので、まずは、自分が変われるか考えることが重要だと思います。

例えば、食事の習慣や気持ちの切り替えなど、気分転換の仕方を考え、実行することは、自分の意思一つで変えられるような気がするので、試してみるといいと思います。

それでも、労働条件や人間関係など自分の力ではどうしようもないことが起因してストレスを感じたり、精神的に落ち込も事が多くなることが続く場合は、職場の上司に相談することも解決の一つだと思います。

それを全て試した上でも、解決しない場合は、退職することをお勧めします。

「石の上にも3年」という言葉があるように、簡単に職場を変えず、同じ場所で仕事を続けることも忍耐力がつき、重要であると思いますが、人生は一度しかないので、自分が傷つく程、我慢する必要はないと私は思います。

あまり自分を追い込まずに、まずは周りや職場の同僚など、気の置ける仲間に相談し、仕事のことだけに集中するのではなく、空いた時間に旅行をしたり、趣味の時間を多く持つなど工夫してみることも大切だと思います。

また、仕事をしていてわかったこととして、自分では気がつかないところで、過度のストレスを感じていることや日常生活を送るうえで、多くの犠牲を払っていることがあったので、自分の中だけで悩まず、周りの人の意見も聞いて、無理をしすぎないようにすることも重要だと思います。