仕事を辞めたいと悩んだきっかけは強制的な異動でした。総合職で会社に雇われている限り仕方がない事だとは分かっているのですが、3日後から異動先で働いてくれと言われ時は衝撃を受けました。

異動先は転居しなければならない場所で、すぐに物件を探し、引越しの手続きを行いました。急な異動の事よりも、引越しや現在行っている業務の引き継ぎなど目の前の事をこなすのに精一杯でした。

タイミングは入社して2年目すぐ、つまり1年が経過したばかりの頃だったので、自分の担当業務はそれほど多くなく雑務ばかりだったので、前配属での引き継ぎはそれほど困りませんでした。

しかし、問題は異動先の業務。「3日後」という急な異動のインパクトが強く、何故自分がこんな急な異動をするのか聞いていませんでした。

教えてくれる人が居るだろうと思っていましたが、なんと退職者の穴埋めでした。引き継ぎは殆どないにも関わらず、行う業務は前配属先よりも責任のあるものばかりで、プレッシャーの毎日でした。

その時、ふと、逃げ出してやろう。辞めてやろう。そう思いました。異動先では5年目の人が退職をし、その後任で2年目の自分が配属になりました。

5年目と2年目、仕事の出来具合に差があるのは当然です。それでも、求められていたものは5年目社員のレベルでした。

「急に異動になって、引き継ぎも無しで、いきなり出来るわけないだろ!」。そう思った事は何回もあります。「知らない業務を最初から出来る人間なんていない!」と仕事を回されるたびに心の中で叫んでいました。

しかし、辞めるのを考え直したきっかけは、異動先の他部署の社員さんの言葉でした。

自分の事を見てくれてる人なんて居ないだろう。そう思っていましたが、異動先の社員さんは他拠点で自分の事を褒めてくれていたのです。

他拠点の人と会うたびに「⚪︎⚪︎さんが、君の事褒めてたよ!」「異動先で頑張ってるって聞いてるよ!」そう聞いた時、自分は一人じゃないんだと、頑張ろうと、そう思いました。

それ以降、仕事が嫌だと思わなくなり、頑張ろうという気持ちが強くなり、辞めたい、という気持ちはいつの間にか無くなっていました。

現在、仕事を辞めたいと悩んでいるあなたへ。退職を伝える前に、一度立ち止まってみてください。退職理由には人によって色んな理由が存在すると思います。

  • 今よりももっと働きがいのある場所に行きたいと、自身のスキルアップで退職を悩んでいる
  • 仕事を辞めたいけど、今の会社にはお世話になったから続けたい、会社に対しての感謝の気持ちによって悩んでいる
  • 仕事が辛くてこの場所から逃げたいと、心が落ち着く場所に行きたくて退職を考えている

どんな理由からの悩みでも、どういう結果を選んでもそれはあなたの自由です。

でも、これだけは言わせてください。衝動的に行動してはいけませんよ!実は自分は退職を悩んでいたとき、衝動的になり退職すると大声で言ったことがあります。

一大事になりましたが、自分の置かれた立場を理解してくれた職場だったので、その後も和やかに仕事が出来ています。自分の気持ちを伝えると、意外と状況が改善される場合もあります。(ただし、伝えるときは穏便に伝えましょう。)

退職する前に、何か変わらないか行動してみましょう。それでも、環境が変わらず退職の意思を持ち続けているのであれば、辞めていいと思います。

あなたは会社の為に生きてるわけではありませんよね?

自分の為に、自分にあった選択肢を選んでください。選んだ選択肢が正しいかどうかは、その時になってみないと分からないものです。

行動しないと何も変わりません。退職を考えるのは、「今を変えたい」という気持ちから来ていると思います。あなたが「今何がしたいのか」行動すればいいのです。