私の夫の話ですが、夫の仕事は公務員です。公務員といえば5時には帰れるというイメージがあるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。

夫が入社5年目のとき、自治体の予算を編成する業務を行っていたのですが、予算を編成する夏から年度末まではほとんど家に帰ってきません。最終電車にも乗れず、毎日タクシーで帰ってきます。

深夜2時くらいに帰ってきて、お風呂に入って数時間だけ寝て、また出勤。こんな毎日でした。当然のことながら、目の下にはくまができて、朝がかわいそうなくらいにしんどそうな顔をしています。

しかも、時間の拘束時間が長いだけでなく、仕事の内容もいろいろな事業の予算を1つ1つ査定していく必要があるため、予算を要求してくる事業所管の職員の話をずっと聞かないといけないですし、時にはお互いの主張が食い違い、口論になってしまいます。

この口論がすごくしんどいみたいで、肉体的にも精神的にも疲労度がピークに達したときにふと、夫がなんでこんな苦しい思いをしないといけないのか。

こんな仕事、もう辞めたいと私に言ってきたのです。

少しでも夫の助けになれないかといろいろ考えましたが、仕事を手伝うことはできません。できることと言えば、休日に夫にゆっくり休んでもらうこと、少しでもストレスを発散してもらうことくらいです。

夫は子どもと遊ぶことが好きなので、休日はよくみんなで公園にお弁当を持って行って遊びました。

それから家族みんなでの食事も貴重な時間で、みんなで楽しくご飯を食べて、ストレスを発散していましたし、ときにはおもしろいことも言いながら、家族でリラックスできる時間と雰囲気を頑張ってつくりました。

そうすることで、私の努力を感じてくれたのか、夫も自然と仕事をがんばらなきゃと思ってくれたみたいですし、職場でも積極的にまわりの先輩や同僚に悩みを相談するようになりました。

夫がどのようにして相談するようになったのかというと、普段は夕食をコンビニなどで買って、自分のデスクで一人で食べていましたが、先輩職員の方に声をかけ、一緒に夕食を外に食べにいくようになったのです。

そうすることで夕食を食べながら、仕事の話になり、今どんなことに悩んでいるのか、何に時間がかかっているのかということを相談できるようになりますし、先輩職員の方の経験から解決策のヒントをもらえるから助かっています。

職場ではまわりにたくさんの職員がいるため、これどうすべきだと思いますかという聞きづらいようなことも少人数だと聞きやすいみたいです。

仕事の内容的には、予算を要求してくる職員と相変わらず口論にはなるみたいですが、悩んだときの解決策のヒントをもらえるようになったことで、精神的に安定してきていますし、普段から先輩職員の解決策を自ら見習うようなスキルも身につけているようです。

このように仕事を辞めたい理由のひとつに他の職員との口論やすれ違いにより、精神的に疲労してしまうことはよくあると思います。

そんなときはやはりまわりの同僚、先輩の助けを求めることが解決策だと思います。

助けを求めることが恥ずかしいこと、能力が低いことと思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

一人ですべての仕事をやりきることは逆に非効率的ですし、手が空いている人がいれば、代わりにやってもらうことも自分の能力の一つです。

ただ、代わりにやってもらう以上、上手に仕事を依頼しないといけませんし、普段から自分が仕事を頼まれて余裕がある状態であれば、快く引き受けてあげましょう。

そうすることでいざ、自分の仕事をまわりに依頼しなければいけなくなったときもいつもやってもらっているからということで相手も快く引き受けてくれるのではないでしょうか。

また、仕事を辞めたいと思ったときに一番頼ってほしいのは、奥さんや恋人、家族など、あなたにとって、一番大切な人です。

あなたが辛いのであれば、その人もきっとその思いを感じて、辛い思いを理解してくれると思いますし、その気持ちを正直に全部話しても受け止めてくれると思います。誰かに心の中にあった不安な気持ちを話すことでだいぶ楽になると思いますよ。

あとはきっとなんとかなるとプラス思考で物事を考えることも気持ちが楽になる方法だと思います。