仕事を辞めたいと悩んだきっかけは、達成出来ないノルマと休みがないほどの激務だったからです。教材を売る仕事だったのですが、飛び込みの訪問販売という形態でした。

はじめは、人と関わる仕事をしたかったので、楽しみながら続けられるかと思ったのですが、このご時世、高い教材はなかなか売れません。

もちろん営業なので、ノルマはあります。面接のときは、目標設定があるだけでノルマはないと伝えられていましたが、いざ入社してみると目標を達成していないと怒鳴られ、毎日怯えていました。

そのうち週休二日制だったのが、ノルマを達成していないと休日出勤をさせられて、いつの間にか2,3週間休みがないままの勤務が当たり前となってしまいました。

体力的にも精神的にもボロボロになってしまい、とても苦しかったです。それに加えて、出張が月に2回ほどありました。

一回の出張がだいたい1週間ほどですから、自分の家に帰れるのは月に半分いるかいないかでした。出張となると、一人部屋は与えてもらえませんから、同期と同じ部屋です。

幸い、同期とは仲も悪くなく、お互い慰めあって頑張ってきたので、一緒にいることのストレスはありませんでしたが、泣きたいときに好きに泣けないというのは辛かったです。

私は女性ですが社員の9割は男性でした。女性特有の陰湿な嫌がらせ等はありませんでしたが、言葉の暴力、怒鳴り声、机を蹴る殴る等で怒られるのは本当に辛いものがありました。

入社して半年でしたが、このままでは、自分自身がどうにかなってしまうと感じました。

私の解決策はもう会社を辞めるしかありませんでした。はじめに、直属の上司に辞めることを伝えましたが、もう少し頑張ってくれろいうことで説得されました。

何が嫌なのか話してほしいと言われたので、特に休みがないのは体がもたないということを伝えました。しかし、休みがもらえたのは相談してからの最初の週の一日だけでした。

結局、翌週からはいつも通り、何もなかったかのように過ぎていきました。結局辞めることもなかなか上手くいかなかったので、直接所長に言って辞めることになりました。

辞める時は、上司達に白い目でみられ、嫌みも言われましたが、私は辞めることですら精一杯でした。結果、辞めてからは拒食ぎみだった体調も完全され、今は自分の好きな仕事についています。

現在、お仕事で悩まれている方はたくさんいらっしゃるかと思います。私の場合ですが、その会社に入ったのも、新卒で採用してくれる会社がなく、受ければ誰でも受かるという噂を聞きつけて、その会社に入りました。

実際入ってみたら、とんでもなく苦労しましたが、今ではあの頃よりも辛いことはないと思えるようになりました。

社会に出るということは、理不尽なことがたくさんあります。お給料は我慢料だと思って、耐え続けるのか、新しい仕事を目指して探しに行くのか、それは人ぞれぞれだと思います。

これは私の中でのさじ加減ですが、自分がどこまで我慢できるか、テストしてみるという感覚で過ごしています。

自分の忍耐力が一体どれほどあるのか。負けず嫌いの私はそんな思考で仕事をしていました。

世の中大変なことはたくさんありますが、その我慢がお給料と見合っているのかどうかも考えるきっかけになったりもすると思います。

ただ、どんなに大変な仕事でも、今は辛くて何も考えられないという方がいらっしゃるかもしれませんが、苦労したこと、努力したこと、必ず後から役立つはずです。

頑張れるところは頑張って、それでもダメなら新しい方法を考えたっていいはずです。結果がいいにしろ、ダメにしろ、全力でやることに意味があるのではないでしょうか。