マンション管理会社の女性総合職として新卒から働きはじめ、おもに新築マンションの管理ルール作りや管理費用の算出などを行っていましたが、入社4年目のときに会社を辞めたいと感じるようになりました。

入社3年目を過ぎたあたりから、大きめのプロジェクトや難しい案件にもかかわるようになってきたのですが、チーム体制ではなくひとつの案件に一人の担当者がつく形式だったので、悩みやわからないことは先輩、最終的には上司に聞きながら進めていくという仕事のやり方をしていました。

しかし入社3年目に上司が変わってから、上司自体が仕事の内容を理解しておらず、何か質問しても明確な指示や答えが返ってこないことが多くなり、「これでいいのかな」と思いながら仕事を進めることが増えてそれをストレスに感じるようになりました。

それでも試行錯誤しながら頑張っていたのですが、入社4年目で部署の先輩方の多くが異動してしまい、質問する相手もほとんどいなくなってしまいました。

また入社年次自体は浅くても、部内での経験年数は長くなっていたことから、難しい案件を任されることがさらに多くなっていきました。

しかし他社との打ち合わせなどの場でも、他社の担当は30~40代の中堅社員である一方で、私だけ20代ということもたびたびあり、「若い」ということが原因で意見を押し切られてしまうことも多く、苦しい思いをしました。

相変わらず上司は仕事内容を理解しておらず、関係ない仕事まで引き受けてしまってますます仕事が増える一方で、私も含め部署のメンバーはみんな疲弊していました。

また体調を崩した同僚がいたため、担当の案件数も増えて、深夜まで仕事をしてタクシーで帰るということもたびたびあり、体力も限界にきていました。

それでも仕事が回らず、以前はきめ細やかに行っていた作業も許容範囲限度まで手抜きをすることが普通になってしまい、その状態もストレスになっていました。

時間があれば終わる仕事ばかりならいいのですが、どうしても解決策が見つからない案件があるのに、的確な指示をくれる上司がいないというのが何よりも辛かったです。

そのころには常に何かしらの案件で追い詰められている状態が続いていたので、帰宅してからや休日なども仕事のことが頭から離れず、気分がすぐれませんでした。相談できない孤独感と、働きすぎによる疲労で、心身ともに限界に近づいていました。

幸いなことにちょうどそのころに結婚が決まり、これからの生活との両立を考えて会社を退職することに決めました。

辞めることを決めて、上司や同僚に報告したときは気持ちが晴れ晴れしました。今新生活が始まってみて、もとの会社で働き続けていたら、家事はおろか平日夫と話をすることもなかっただろうなと思うと、あのとき辞めて本当によかったと思っています。]

とはいっても、「退職して解決」というわけにもいかない方は多くいると思います。そのような方はストレスの元を排除して、快適な仕事環境を作っていく必要があります。

もし私が働き続けていた場合、どうやったら快適な仕事環境を作ることができたか考えてみました。私のストレスの一番の原因は「一人で抱え込んでしまっていつまでも解決できない」ことだったので、今の現状を上司に伝えて、まずチーム制を提案します。

そうすればチーム内で話し合うことができて孤独感も軽減されるし、チームで上司に相談にいけば、一人のときよりも上司もやる気を出して対応してくれると思うからです。

また、上司の対応能力について半ばあきらめてしまっていたのですが、それもよくなかったと思っています。なので、もっとしつこく報連相を行って一緒に解決していってくれる上司になってもらえるよう、こちらも努力していく姿勢で接していきます。

上位者からの的確な指示と相談できる仲間がいれば、どんなに難しい案件でも、たいていの仕事はこなしていけるのではないかと考えます。

私は日々の仕事に追われすぎて、この状況の打開策を考えることに目が向かなかったため、会社を辞めるという選択肢しかありませんでしたが、今仕事を辞めたいと悩んでいる方は、自分が何をストレスの感じているのか把握して、その解決策を考えてみてください。

解決策の実行には勇気がいるかもしれませんが、今後の快適な仕事環境のためにも、ぜひ道を切り開いていってください。