印刷会社へ中途で入社して約10年の40代前半営業職です。クライアントから作成した印刷物の内容をヒヤリングし、見積を提出し、工場手配などを中心とした段取りを行うのが主な仕事内容です。

印刷物の営業は決まった商品を販売するというよりも、クライアントの要望に合わせた商品を受注生産するというような職種です。

ですから、手掛ける商品が毎回違うということもあり、あまり飽きがこない職種であると言われています。しかし、それも数年の話です。

受注生産とは言っても、扱っている商品が印刷物であるという制約はあります。数年間仕事をしていると、殆どパターン化されていくのです。

パターンの中から、決められた範囲で金額を提出し、工場の稼働のあわせてスケジュール調整をします。同じことの繰り返しです。40代が近くなった頃、疑問に感じ始めました。

このまま50歳になってもこの仕事をずっと続けることになるのだろうかと。会社の幹部になれば、また違った仕事ができるかもしれません。

しかし、それは運任せであり、中途入社の自分がそのような立場になることができる社風でもありませんでした。定年までずっとこのまま同じ仕事をするのが嫌で嫌で、会社を辞めたいと思うようになっていました。

会社を辞めたいと思いながら、もう一度転職するのも年齢を考えると厳しいと感じていました。
起業をするという手段もありましたが、自分にはそこまでの勇気もありませんでしたし、正直能力もなかったと思います。

辞めたい気持ちを抱えながら仕事を続けていました。そんな生活を続けながらたまたま読んだブログがきっかけで状況が少し変わりました。

クラウドソーシングでフリーのライターとして活動している人のブログでした。かなり稼いでいるようです。自分も、昔は食べることで生活できたらどれだけ素晴らしいだろうと考えるほど、文章を書く事が好きでした。

クラウドソーシングに興味を持ち、早速幾つかのサイトに登録し、簡単なライティング作業をしてみました。驚くほどに楽しい体験でした。

書くことが楽しいという事はもちろんですが、自分が行った作業量に対して報酬が支払われるという体験は、長い間サラリーマンとして給与所得を得ていた身としてはとても新鮮なものでした。

クラウドソーシングでのライティングが楽しくて、毎日の仕事は生活の手段として割り切り、趣味である副業に熱中するようになりました。

副業というほどの稼ぎはありませんが、日々の仕事の繰り返しに悩む事はなくなりました。本業では、同じことを繰り返しますが、副業では日々新しい事に挑戦することができるようになったからです。

自分と同じように同じ仕事の繰り返しが嫌で仕事を辞めたいと考えている人がいるのなら、何か本業以外に熱中できる副業を見つけるのをオススメします。

この副業を行うことで、日々新しい経験ができるでしょう。しかも所得が増えます。もし、副業もマンネリ化してきたのであれば、また次の副業を持ったり、複数の副業を持つことで飽きがくるのも防げるのではないでしょうか。

また、副業を持つことで本業での意識も変わります。

本業と副業が全く関係のない業種だったとしても、本業で経験した事が副業に活きてきたり、また、副業をすることによって、本業も新たな視点で取り組むことができたりします。

同じ事の繰り返しであったはずの本業も新たな発見の場と成り得るのです。本業が楽しくて飽きることがないというのが一番の理想でしょう。

しかし、中々理想の職業につけるものではありません。副業を持ち、毎日の生活に刺激を与えることにより、飽きのこない生活をするというのも1つの自己防衛手段ではないでしょうか。