入社して間もないときは、周りの先輩、上司がとても良い人ばかりで、のびのびと働くことができ、ふと辞めたいと思ったときも、すぐに相談できる環境でした。体力的にも精神的にもキツイと言われる介護の仕事ですが、そこはクリアできていました。

入社2年目になり、普段の介護業務のほか、イベントの企画、新人のOJT、その他事務的作業、入居者の担当なども任されました。急に仕事が多くなり、通常業務のあとに残業することが増えていきました。

夜勤(16時から翌朝10時)のあとに、昼過ぎまで残業のこともありました。

1年目の時は新しい業務は先輩が付きっ切りで分かるまで教えてくれたが、2年目からは新しい業務でも自分から質問、解決することが必要となってきたので、それが重なり、少し負担になってきました。

そんな時、夏祭りの企画メンバーに選出されました。ほんとは2年目の仕事じゃないけど、メンバーになる人が居なくて・・・とお願いされ、私も、頑張るつもりで引き受けました。

実際やってみると、企画業務は初めてだったので、全て手探り状態、周りに聞きながら業務を遂行していきました。残業が半端なく、8時出勤し、帰りが23時になることもしばしばでした。その後早番、夜勤、遅番など、不規則勤務で、精神的にも体力的にも限界に達してきました。

限界を感じたので、その旨を上司に相談しました。私がマジメに考えすぎているのではないか、手を抜けるところは手を抜いていく必要がある。とのアドバイスを頂きました。

それを頭に入れながら仕事をしていたものの、残業と初めての手探り業務の繰り返しで、だんだん精神的に病んでいき、休みのときは塞ぎ込みがちになり、何もする気になれず、落ち込む日が続きました。

考え込んで涙を流す日々が続き、食欲もなくなり、徐々に痩せていき、周りの勧めで精神科に通いました。その状況を上司に説明し、夏祭りの企画業務からは外れることになりました。それからしばらくは精神科に通う日々が続きました。

その後しばらくして、また業務負担が重くなり、残業が重なる日々となりました。今度は上司も変わり、ワンマンで振り回され、更に残業も増え、体調も壊してしまいそうだったので、退職を願い出て、入社丸二年で退職しました。

退職して、しばらく休養し、精神科通いも必要なくなり、体調も回復してきました。約2か月休養し、その後再就職しました。

仕事には多少なりともストレス、大変なことはあると思います。ある程度は我慢して、ストレスをうまく乗り越える必要もあります。しかし、自分の限界を超えてしまい、体調を崩してしまったら元も子もないと思います。

働くにしても、健康でないと働けないし、休みの日も充実させることができない。仕事を辞めることはなんとなく悪いことのように思われがちだが、大変な仕事で体調を崩すくらいなら、それは思い切って退職し、他の仕事を探す方が良いのではないかと思います。

昨今では、残業の積み重なりで、体調を崩してしまったり、最悪過労死も問題になってきています。もし、辞めたいと思ったときは、一度冷静になって、自分は何のために働いてるのか、その状況は解決可能かどうか、体調はどうなのか、考えてみると良いと思います。

もしくは身近な第三者に相談するのも良いかもしれません。そこで、退職することがベストという答えが出たのならば、自分のその判断を信じて良いと思います。

退職しても、その後は絶対何とかできます。選びすぎなければ、再就職はそこまで苦労することはないでしょう。人生何とかなる。そう思って、限界を超えているのならば、退職を決断するのも、自分のためであり、自分の大切な人たちのためであると私は思います。