仕事を辞めると決めた時、いざ決めたものの、どうしたら良いのかわからなくなることはありますよね。
私も仕事を辞めた経験があるので、あなたの気持ちがよくわかります。
そこで、仕事を辞める時にするべきことを3つご紹介します。
まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?
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転職=市場価値です。辞めて転職できるかを決めるのはあくまでも市場ですから、自分の市場価値を知ることは極めて重要ですよ。
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①辞めた後の道をはっきりさせておく
仕事を辞める時、最もしておかなければならないことは、辞めた後の道をはっきりさせておくということです。
転職するのであれば転職先を決めておく必要がありますし、働くこと自体を辞めるのであれば、お金のやりくりをどうしていくのか決めておかなければなりません。
ですから、仕事を辞める理由がマイナスな理由な場合、勢いで辞めてしまう・・・というようなことがないようにしましょう。
仮にその場合は、一度冷静になってから、本当に辞めるのかどうか決めましょう。
そして辞めると決めたら、ここはまた冷静になり、すぐに辞めることを伝えずにまずは転職活動をするなりして、辞めた後の道をはっきりさせておく必要があります。
マイナスな理由で辞めるのではなく、他にやりたいことができて辞めるのだという場合も、多くの場合は転職活動が必要になるでしょう。
どのような理由であっても、転職しない場合であっても、辞めた後の道をはっきり決めた後に辞めることを職場に伝えましょう。
そうしないと、退職日が決まってしまったのに転職先が見つからずに無職の期間を過ごすことになることになりますよ。
また、辞めた後の生活リズムを今のうちからしっかり自分の体に慣れさせましょう。
例えば新たな通勤方法なども、今のうちに休日などを使って慣れておくべきです。
生活が変わってからだと慣れるまでに時間がかかりますし、とても毎日疲れるはずですから、今できることはしておきましょうね。
②仕事と気持ちの引き継ぎをしっかり行っておく
仕事を辞めるということは、どのような理由であれ、職場の人達に迷惑をかけることになります。
なぜなら、あなたが辞めた分の仕事が、他の人達に振り分けられるためです。
ですから、退職日まで全力で働き、少しでも残される仕事を少なくしておきましょう。
それでも残ってしまう仕事に関しては、しっかり引き継ぎをすることが大切です。
また、どのような仕事であっても、あなたしか知らないこと、あなた自身が思っていることなどがあるはずです。
そういったことに関しては特に、しっかり引き継ぐことが大切です。
例えば長い付き合いの取引先の人の好き嫌いなどはとても大切な情報です。
また、あなた自身がこれからどのように取引先の人とかかわっていこうと思っていたのか、といった情報も大切なのです。
更には、あなた自身がどのような思いで今までこの会社で働いてきたのか、といった気持ちの面も引き継げると良いですね。
あなた自身はいなくなっても、あなたの気持ちだけは残していけるようにしましょう。
私の場合も、自分の気持ちをしっかり伝えてから退職しました。
私は、自分がやりたいことが新たにできて辞めました。
ですから、前の職場が嫌になったわけではなかったため、前の職場への気持ちや、どういった気持ちで仕事に臨んでいたのか、ということを、後輩に伝えてから退職しましたよ。
伝えることができたおかげで、思い残すことなく仕事を辞めて新たな道を歩み始めることができました。
③感謝の気持ちを伝えてまわる
お世話になった上司や先輩、一緒に頑張ってきた同期の仲間、かわいがってきた後輩・・・。こういった人たちに感謝の気持ちを伝えましょう。
しかしそれだけではなく、もっと多くの人とのかかわりがあるはずです。
例えば掃除のおばさん、食堂のおばさん、管理人さん、取引先の人、お客さん、会社の近所のよく行くお店の店員さん…など、考えてみるとたくさんお世話になった人がいるはずです。
中にはこちらが一方的にお世話になっていたと感じる人もいるでしょう。
そういった人たちに対しても、感謝の気持ちを伝えておくことが大切です。
初めて会話するような人からの言葉でも、それが感謝の気持ちであれば、言われて嫌な気持ちになる人はいないですから大丈夫ですよ。
また、今まであなたのことを支えてくれた家族にも感謝しましょう。
そして、新たな道を歩むこと、これからも支えてほしいことも伝えましょうね。
更には、自分が使ってきた机やロッカー、部屋などにも感謝の気持ちを伝えましょう。
感謝の気持ちを伝えるために、綺麗に掃除をして、整理整頓をするのです。
多くの思い出が蘇ってきて、ここで働いてきてよかったな、と思えるはずですよ。
最後に
仕事を辞める時に最も大切なことは、後悔しないようにすることです。
選択した道を後悔しないように歩みましょう。
また、何かやり残したことがないようにしましょう。
そのためには、退職日まで様々なことに全力で取り組むことです。
仕事そのものもそうですし、人とのちょっとした会話もそうです。
何をするにも細心の注意を払って過ごし、一つの後悔も残さないようにしてくださいね。