「仕事を辞めたいから結婚したい」と考えることってありますよね。
仕事を辞めたいけど、辞めればまた別の仕事を探さなくてはならなくなる、という状況の場合、「結婚して仕事を辞めるという方法もある」と考えるわけです。
私も以前、あなたと同じことを考えた経験があります。その時の経験から、あなたに3つのアドバイスをさせていただきますね。
まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?
もし、今の仕事を辞めたいなら、MIIDASを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。
転職=市場価値です。辞めて転職できるかを決めるのはあくまでも市場ですから、自分の市場価値を知ることは極めて重要ですよ。
診断後に無料登録すると、面接確約オファーをしてくれた企業の詳細を確認できる他、7万人の転職事例を検索できるので、同職業の先輩の転職先も調べて今後の参考にしましょう。
(診断時間は約5分です)
①あせって結論を出さない
結婚して仕事を辞めたいと思った時に、まず、心がけるべきなのが「あせって結論を出さない」ということだと思います。
一番困るのは、「結婚が正式に決まっていないのに、退職手続きをしてしまい、結果、結婚できなかった」というケースでしょう。
仕事を失った挙句に結婚もできなかったというのでは、どうしていいのかわからなくなってしまいますよね。
そんなことにならないよう、あせって結論を出さないようにしてください。「退職の手続きを開始するのは、正式に婚約が成立してから」というのが、大原則です。
「まちがいなく結婚できる」という判断をしてから、退職の手続きに移るわけです。
また、結婚の決断をする際にも、慎重でなければなりません。
別に、あなたには期限が決められているわけではありませんよね。いつ結婚を決めても、退職を決断してもいいわけです。
ですから、婚活をスタートしたら、じっくり焦らず、相手探しをするようにしましょう。
結婚も退職も一生の問題なのですから、くれぐれも結論をあせらないこと。これが何より大事な心構えだと思いますよ。
②結婚相手のハードルを下げない
婚活を始める前に、結婚相手に望む条件をピックアップしてみましょう。
ふつうの婚活と違い、仕事を辞めたいからという動機で始める婚活の場合、どうしても「退職することが最優先」という考えになってしまいます。
その結果、結婚相手のハードルを下げてしまいがちなんですよね。
動機が結婚よりも退職にあるわけで、そのため、結婚に対するリアリティが薄れてしまうんです。
結婚は一生を左右する、人生最大の選択と言っていいでしょう。その選択を間違えると、「結婚して仕事を辞めることはできた。
けれど、結婚してみたら、パートナーが最悪で、一生苦労することになった」ということにもなりかねません。
そんなことになるなら、今の仕事をつづけたほうがまだましですよね。
ですから、まずは相手に望む条件をしっかり自己確認して、「これは譲れない」というラインを必ず守るようにしましょう。
③時々、「気持ち」と「状況」を確認する
人間の気持ちと、置かれている状況は変化していくものです。
ですから、婚活をスタートした後も、時々、自分の気持ちと自分の置かれている状況をチェックし、確認することをおすすめします。
結婚して仕事を辞めようと考えると、その考えに固執してしまうのが、人間心理というものです。「この道しかない」と決めつけてしまうわけですね。
けれど、仕事をしながら婚活をするうちに、気持ちが変わってくることも大いにありえますよね。
たとえば、「結婚しても仕事は続ける、という選択肢もある」と考えるようになるかもしれません。
また、社内の異動でセクションが変わることによって、「仕事を辞めたい」という気持ちがなくなることもあるでしょう。
ですから、「結婚して退職」という一択に限定してしまうのは、間違っていると思うんです。
最終的にその道を選ぶにしても、そこに至る過程で、時々、「今の自分の気持ちと状況」をチェックしたほうが、あなたにとってより正しい選択ができると思うんですよね。
最後に
経験者として、仕事を辞めたいから結婚したいと考えているあなたへ、ささやかなアドバイスをさせてもらいました。
人それぞれ、置かれている状況が違いますから、私の経験があなたにも生かせるとは限りません。
アドバイスが役に立たないということも大いにあり得ると思います。
ただ、「こういう考え方もある」ということでだけでも、ご理解いただければうれしいです。
ご健闘をお祈りしていますね。