専業主婦になりたくて仕事を辞めたいと思っている。
あなたが悩む気持ち、とてもよくわかります。私も以前、仕事をしておりましたが、ずっと専業主婦になりたいと願っておりました。
仕事を辞めたくて専業主婦になったといっても過言ではありません。
仕事自体は好きだったのですが、会社がキライで、毎日がつらくて、いつも辞めよう辞めようと思っていました。
そして、とうとう結婚と同時に仕事を退職してしまいました。今ではめずらしいかもしれませんが、寿退社です。
ですが、辞めて専業主婦になってから、あのままやっぱりもっと仕事を続けてやればよかったのかなと今でもふと思い返す時があります。
「結婚してからもあくせく働くより、左手うちわで専業主婦になりたいわ」なんていう知り合いがいましたが、 左手うちわになれるのであれば今すぐすればいいでしょう。
悩んでいるのであれば、少し待ってください。
専業主婦になりたいと思っているあなたにほんの少しだけお伝えをさせていただきたいと思います。
まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?
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①仕事を辞めて絶対後悔しないか考えてみましょう
まずは仕事を辞める前に、本当に仕事を辞めても後悔しないかを考えてみてください。
仕事は辛くてとてもしんどいのはわかりますが、今まで働いてきたキャリアや能力などは一切捨ててしまうことになります。
また、働くときはゼロからのスタートとなり、せっかくの今までの努力も苦労も仕事を辞めた時点ですべて終了となります。
仕事はすぐに辞めることはできますが、また仕事を見つけるのはとても大変なことです。
特に社員として働いている場合は結婚してからも続けられるようなそんな良い職場はなかなかありません。
旦那さんの理解がある場合はぜひ社員として続けることをおすすめします。
理由は、ここで辞めるとなかなか次に社員として雇われる可能性が低くなるからです。
年齢もあるのですが、結婚すると、次は子供を産むことになるかもしれませんので、休むことも多くなります。
あえて企業は既婚者より自由に働ける独身者を選ぶことが多いかもしれません。結婚後の再就職というのは思ったよりも難しいということです。
②専業主婦として、自らか無償で働く覚悟が必要です
また、一言で専業主婦というと楽な仕事のように思えますが、自宅で毎日一人でいるとだんだんと退屈になってきたり、
仕事をしているときより運動不足になってしまうことがあります。
一日中家にいるのだからきちんときれいにしておかないとという意識にかられてつい掃除ばかりしてしまうことが多いです。
もともとご自身が掃除好きであれば良いのですが、掃除などの家事が不得意であると、ますます専業主婦である意味をも疑問に感じます。
また、どんなに頑張って掃除や家事をしたとしても誰もほめてくれず、お給料ももちろんくれません。
無償でできる覚悟が必要です。
③周りの方で理解者か協力者がいるか
意外に周りの親戚や友達などにも専業主婦を応援してくれるような人は少ないように感じます。
仕事はしないの?とか一日中何しているの?などと心を傷つけられる言葉を平気で言われることがあります。
それでもちゃんと専業主婦としての仕事を文句を言わずにできるかを考えてみてください。
特に、あなたの旦那様が専業主婦を見下したりしていなく、家事をしていることに協力的であれば良いのですが、
専業主婦を軽んじてる男性も世の中には多いことは事実です。
友達でもいいので、専業主婦であることに理解を持っている方で、たまには家で愚痴などきいてくれるような方を探しましょう。
専業主婦になって仕事を辞めたいという方は多いと思いますが、思ったより専業主婦はまだまだ肩身も狭く、思ったより楽な仕事ではありません。
子供ができるともっと大変なことがあります。一日中子供の世話をしているとノイローゼになる人もいますから。
また、社会に出ていないと、自宅に引きこもってしまったりすることもあるので要注意が必要です。
最後に
一番の解決策は、専業主婦になろうと思えばいつでもなれるんだという気持ちで仕事をしてみると気持ちが少しは楽になれるかもしれません。
そう、結婚すればいつだってなることができるんですよ。資格も面接もいらないのですから。
辞めるのは仕事に限界を感じてからでも遅くはありません。
もう少し気持ちを楽に落ち着かせてせっかくの与えられた仕事をやりこなしていきましょう。
いつか、体力や能力に限界を感じてからでも辞めるのは遅くないのですよ。