ノルマがきついという話は特に営業でよく聞くことですね。
例えば販売店などでの、売り上げ成績、訪問販売による新規顧客実績はたまた、飲食接客業務による顧客獲得売り上げ実績などでもあるでしょう。
営業でなくて工場や事務系業務にしてもなんらの目標値値と呼ばれるノルマがある場合も見られます。
果ては警察組織でも検挙数にノルマはあったことを2004年兵庫県警でみとめており、未達成な場合、叱責の上次月に持ち越すという、営業マン顔負けの非常に厳しいものでした。
このようにノルマは、多かれ少なかれ、全業種にはびこっています。
ももそもノルマの語源は、ロシアにあり、第二次大戦後中ソ連に抑留されていた日本人捕虜がソ連兵から課せられた個人やチームへの労働目標をさした言葉で、戦後解放された日本兵が持ち帰って広まった言葉とされています。
語源を聞けば更に感じ悪くなってしまいます。
話は反れましたが、ノルマがきつくて仕事を辞めたいという話は本当によくあります。
特に、営業実績が全ての会社では、必然的に営業マンが受けるプレッシャーは、想像を越えるものでしょうね。あなたの会社も、そのような会社なのでしょうか?
せっかく苦労して入社した会社だから、そんなに簡単にやめたくないしやめられないという思いは、誰しもあるしいたって正常な考えだと思います。
そこで、少し冷静になって今のあなたの置かれた立場から、解決策を考えてみましょう。
まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?
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①あなたの会社は、営業依存型の仕事ですか?
もしそのような会社であれば、ノルマに追われる日々は、半永久的に続く可能性が高いですね。
あなたが、今の仕事に本当に大変で耐えらないと思うのなら、見切りをつけたほうがいいのかも知れません。
再スタートを選んだ場合ですが、ここで多くの人が失敗することは、また同じ営業部門に配属されてしまうことです。
しっかり自分が出来ること、やりたいことを明確にして再就職の活動にトライしましょう。
一般的に、営業職の人は、以下の内容で、再就職に有利と言われています。
自己アピールが上手
営業という職業から、自分の長所をアピールするという姿勢が他の職種の人よりもたけているはずです。
説明上手
数字をもってかたる癖をもっているので、主義主張が具体的である。また前職の実績を具体的な実績を持ってアピールきるので、説明しやすい。
分かりやすい資料をつくる技術をもっている
このような、特性をもつ営業マンは、自分を客観的にみてPRをできるということで、有利と言われます。
あまり営業の実績をアピールすると逆に営業職に配属されてしまいます。
もし、あなたが営業職ではなくても、上記の3点を意識すればきっといい面接の場になるはずです。
②営業職以外にも仕事ができる部署がありますか?
①のケースとは違い、ノルマがきつい営業部門の他に、働けるステージがあるとしたら、思い切って異動願いを出してみましょう。
ただ、その場合、おそらく社内での風当たりは強くなるでしょうね。
なので、なぜ異動したいのか、具体的な理由と新しい部署でなにをしたいのか、なにが自分ができるのか、もっといえば新しい部署で、自分がなのをどのくらい貢献できるのかということを明確して臨みましょう。
社内であったとしてもリクルートです。急に思い立ったように異動願いでは、だれも納得できませんよ。
③何かの理由で今の部署残るしかこの先方法がない
こうなった場合、今の環境を凌駕するか、、もう我慢して頑張るしかないですね。できる営業マンはどんな動きをしているかしっかり研究しましょう。
せめて、休日の過ごし方など考えてみてもいいかもしれません。
憂さ晴らしにパチンコなんかいって、もっとストレスをためてしまう悪循環になってしまうより、普段しないことを思い切ってやってみて自分を変える努力をしてみるのもいいと思います。
最後に
どんなパターンになったとしても、自分に負けないように、最後まであきらめずに頑張って下さい。
時間をしっかりとって、計画的に目的をもって実行すれば、かならず成功するはずです。