私は、2016年9月からとある中古自動車販売会社に採用をされて入社したものです。

私の勤務していた店舗はある地方都市の郊外にある大型専門店で、在庫台数が常時200台以上で、さらに取り扱い車種が現在人気の高いSUV専門ということもあり、すぐに認知もされ本当におびただしい数の来店がありました。

私は、営業スタッフをしていたのですが、当然、営業をしなければいけないので、お客様が来店されると順番に担当に割り当てられお客様を先導し店舗横にある4階建ての立体駐車場を案内しておりました。

一日に何件も接客を行うのですが、接客を行うお客様のお話を聞いていると、「新規開店だから来てみた」「映画の上映まで時間があるので来てみた。」「ここにお店が新装開店したのは知っていたが、なんのお店かわからないから見に来た」というお客様がほとんどでした。

当然、私は営業なので、一台でも多く車を販売しなければいけないのですが、このような理由で来店されるお客様にどうやって300万円近い車を買ってもらえばいいか悩んでいました。

また、地域性なのか、閉店時間を過ぎても来店してくるお客様もたくさんいて、日付が変わってから帰宅なんてこともたくさんありました。

全国に何店舗もある大きな会社だったので、ほかの店舗との来店数を比較すると、多店舗の3倍から5倍近い来店数です。

なのに、私やチーフ営業マンでさえも車が売れず、店舗の数字もどんどん下がってしまいました。

これにより、店舗の雰囲気も悪くなり、従業員同士や店長との関係性もぎくしゃくしてしまいました。

また、営業の研修と銘打った反省会を毎晩遅くまで行い、全員が疲弊しきってしまったころに私はふと「このままこの会社に在籍して定年まで仕事を続けることができるのであろうか?」と考えるようになってしまいました。

今はまだ20代だから、このようなハードワークにもぎりぎり耐えられるが、年齢を重ねるごとに体力面や精神面がついていくのかどうかすごく不安を抱えながら仕事をしていました。

また、それは私だけではなく他の従業員も同じでした。

そのうち、ちらほらと同期のスタッフが退社を決意したようで、次々と去ってしまい、気づけば最初の3分の1ほどに同期社員が減ってしまいました。

残った同期スタッフとの会話も「いつ辞めるか」「やめた方がいいのか」といった話が多くなってきてしまい、いよいよ決断をしなければいけない時期に来てしまったのだと感じました。それが、入社1年半ごろでした。

私自身は、退職することは悪いことだと思いません。が、現在の日本の状況は転職は悪だ!という風潮があるように感じます。

また、私のように辞めたいけどやめる勇気がないから惰性に毎日仕事を続けるといった方も多いのではないでしょうか。

「今の仕事がしんどい」「もともとやりたかった仕事ではない」などといった理由で退職、転職を考えているかたは、早期に結論を出した方がいいと思います。

辞めるのであれば明日にでも辞めてしまえばよいと思います。

なぜなら、転職は28歳くらいまで、35歳を超えてしまうと転職先もかなり限られてくるからです。

今の若い時間を有意義に使うためには、一刻も早く自分に合った仕事を見つけるべきです。

ただ、転職を行う前に辞めたい理由をもう一度整理してください。

辞めることによって解決する問題なのであれば問題ないのですが、「上司が嫌い」「仕事が嫌い」といった理由であれば、転職してからも同じことを言っているでしょう。

私自身は、仕事の忙しさとお客さんの身勝手さが本当に嫌だったので、思い切って転職してみました。

個人客への営業から法人営業に切り替えたことによって、はるかに少ないストレスで仕事ができています。

皆様の決断のひとつの材料になったらうれしいです。ご健勝をお祈りしております!