私は、学生時代から関わらせてもらった福祉施設に新卒で入社をしました。

スタッフの皆さんも既に顔見知りだったこともあり、みんなフレンドリーで優しく、とても働きやすい職場でした。

私と上司のAさんは仲もよく、仕事も連携を取りながらすすめていました。

しかし、1年半程たったころに信頼していたAさんが会社の方針に不満を抱き突然の退職。

私はAさんを信頼していただけに、いなくなった後の仕事に不安が大きくなりました。

数週間して退職するAさんの代わりに新しい上司(Bさん)がやってきました。

Bさんはまだ卒業して1年半しかたっていない私に不快感を感じたのか、初対面からかなり高圧的に話しかけてきました。

仕事の様子をみてもらったら、もう少し自分のことが理解してもらえるだろうかと、今の自分の仕事の相談をしにいったりしていたのですが、Bさんの態度は日増しにどんどん高圧的になり、今までAさんと作り上げてきた仕事などもほとんどダメ出しをされ、全部マニュアルから作り直せと言われてしまいました。

私はそんなBさんの態度に対し、嫌だなとは思っていましたが、直接反論する勇気もなく我慢していました。

しかし、気持ちとは裏腹に身体の調子がどんどんおかしくなってきました。

夜は眠れなくなり、出社前に吐き気が止まらなくなってしまったのです。

吐き気止めを飲みながらの日々が数週間続き、身体の調子はどんどんわるくなってきました。

Bさんに会わないようにと思っても、施設内の上司なので、顔を合わせないわけにはいきません。

もうやめたいと思いながらも、Bさんにやめたいという勇気もなく、毎日一人で悶々としていました。

いよいよ苦しくなってきた私は、1年以上一緒に働いてきた仲の良いパートさんたちに少しずつ愚痴を言って発散するようになりました。

普段私が仕事しているのをみていてなんとなくその空気を感じ取っていたパートさんたちは私のことを慰めつつ、
どうしたら現状を解決できるか一緒に考えてくれていました。

そんなある日、いつもはめったに顔を出さない理事長が突然仕事を見にやってきました。

理事長は何をしにきたわけでもなく、みんなの仕事をする様子をみて話しかけていました。

Bさんはいつもより大人しく、笑顔で私に話しかけてきます。そんなBさんに正直ドン引きしてしまいました。

その後理事長は話をして満足したのか、特に何も言い残さずに本社へ帰っていきました。

その数日後、突然電話がなり理事長との面談が設定されました。

なんの話をされるのかとおもい、面談へ向かうと、理事長にBさんのことを聞かれたのです。

どうやら先日理事長が来た日にパートさんがBさんの日々の仕事ぶりや私への態度を喋っていたようなのです。

私は今まであったことや今の身体の状態などをすべてお話ししました。

1か月後、Bさんの退職が決定しました。理事長とどのような話をしたのかはわかりませんが、どうやら前職でもパワハラのようなことをしていたそうです。

Bさんが辞めた後は身体の調子もすっかりよくなり、新しく来た上司は大変優しい方で以前のように楽しく仕事ができるようになりました。

Bさんの退職という形で結果的に私の悩みは解決しましたが、あの時パートさんに話をしていなかったら今もまだ身体の不調に悩まされていたかもしれませんし、自分が退職していたかもしれません。

相談のできる人が近くにいたこと、相談を聞いてくれたことを本当にありがたく感じました。

今、仕事を辞めたいと思っているあなた。一人で悩まずに誰かに相談してみてはいかがでしょうか?

他の人は自分では考えつかないことを教えてくれるかもしれません。それに人に話をすることで、今の自分の状況を客観的に見直す機会にもなります。

そして何より、誰かに話をすることで一人で思い悩んでいた自分の心が少し軽くなります。

どうしたらよいのか悩みつづけているのであれば、家族でも友達でも同僚でもいいのでまずは誰かに相談してみましょう。

もしかしたら、あなたのそのきっかけひとつで状況は好転するかもしれません。

悩むよりもまずは行動してみましょう!