新卒入社当初は営業事務として社内で資料を作ったり、コミュニケーションをとったり、受付などをメインに仕事をしていましたが、入社1年半で突如営業職に異動となりました。

私は女なので、営業職は男性のイメージが強かったので、辞令をもらったときはまさか私が?!という思いでした。

仕事内容は資料を持って、色々な施設や会社へ出向いて話をしてもらうという内容でした。営業の経験もなく、女性の営業マンのイメージが湧かず、とても困りました。話し方や進め方まで分からないのです。

最初の一ヶ月は上司の男性と2人での行動でした。上司は私のような若い女性が営業なんて、という雰囲気であまり熱心とはいえない仕事の教え方でした。

移動手段は電車で、営業先まで歩いていくようなスタイルだったので、スーツに履きなれないヒールが辛くて、豆が出来る程でした。

男性上司は足が痛そうにする素振りにも迷惑そうな顔をする人だったので、初日はどうにか我慢しましたがその日のクタクタの内に楽にあるけるビジネスシューズを買いに行きました。

その後一ヶ月が経ち、男性上司の教育期間も終わり、1人で営業を始めましたがどこに行っても相手にされず、大雨の日に冷たく追い払われた時には、傘を差して人目がなくなった途端、自然と涙が溢れてしまいました。

どうしてこんな思いをしないといけないのだろう?こんな仕事がしたくて入社したんじゃないのに。と辞めたい気持ちでいっぱいでした。

そんな辛くて悩んでいた時に、部署に急遽異動があり、営業の違う課の女性の方と、教育してくれた男性上司が交代異動となったのです。今まで男性主導の営業課だったのを会社の意向で女性に重きを置いていくことになったそうでした。

新しく上司になられた女性の上司は、とても物腰の柔らかい方で、熱心に何がうまくいかないのか?なぜうまくいかないと感じているのか?と話をしてくださいました。

その女性の上司のおかげでとても前向きに営業に取り組めるようになり、少しずつ成績を伸ばしていくことができました。

私の中ではその女性の上司が異動で来てくれたことにより、助けられました。

入社当時の男性上司のことを、よく思っていない自分がいて、女性の上司だったから良くなった!と感じておりましたが、女性の上司にはそうじゃないよ、とたしなめられたことがあります。

男性女性は関係なく、仕事の教え方や考え方が違うことがある。言葉で丁寧に教える人もいれば、突き放して教える人もいる。逆もそう。分からないときに周りの人に相談したり、努力して変化をする人もいれば、分からないことをずっと悩むだけの人もいる。

女性の上司も、若い頃は色々なことで悩んだそうで、自分なりに模索をして仕事を頑張っていたからこそのポジションなのだ、と教えてくださいました。私は心から尊敬できる方が上司で嬉しく思います。ますます頑張れる気がします。

もし、入社1年半で仕事を辞めたいな、と悩んでいる方がいたら、周りを見てみると良いかもしれません。もしかすると直属の上司が自分と合わないだけかもしれません。

私もよく考えたら仕事の内容で悩んでいたのでなく、上司との人間関係がうまくいかないことを悩んでいたのだと思います。

せっかく頑張って就職活動をくぐりぬけて入った会社なのに、たった1人の上司とウマが合わないだけで辞めてしまうのは勿体無いです。

私は女性の上司に出会って、入社前に思っていた仕事内容とは違いますが、仕事が好きになれました。もしとても辛くて悩んでいる方は、家族や友達でも良いので、辞めてしまう前に周りに相談すると仕事の解決策や方向性を考えられるかもしれませんよ。

辞めるのはそれからでも遅くはありません。