仕事を辞めるとき、上司や同僚に「なんで辞めるの?」と必ず聞かれますよね。
結婚や病気などやむを得ない理由ならこんなことはありませんが、転職だったり仕事が嫌でやめるといったパターンの時はなにかしら言い訳を言う必要がある場合がありますよね。
仕事を辞めるときに意外と悩む言い訳作り。一体どういう言い訳を言えば周囲は納得してくれるのでしょうか。少し考えてみました。
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①正直に「仕事が合いませんでした」と言う
言い訳などせず、「仕事が合わなかった」とか「転職先が見つかった」など、本当の理由を話してしまうこと、実際はこれが一番です。
そもそも仕事は「労働契約」と呼ばれる契約の一つですので、たとえどんな理由であっても会社は引き止めることができません。
民法上は2週間前に退職の意思を述べればやめることができます。
会社によっては就業規則などで1ヶ月などと決まっているところも多いので、それに従ったほうがもめることがありませんが、法定上は2週間なので、本当に行き詰まったら2週間待ってやめましょう。
もし「そんなことで辞めるのは許さん」と言おうものなら法律を盾に戦いましょう。最悪、近くの労働組合や弁護士に相談するのも手です。
とはいえ、実際のところ揉めることなく辞めたいものですよね。
本当の理由そのままを言ってしまうというよりは、すこしボカシたり無難にした言葉にずらして伝えるということもありだと思います。
たとえば本当の理由が「あの人が嫌いだから」といった場合も「ちょっと仕事が合わなくて」というふうにするといった具合です。
ちょっと違うかもしれませんが、全く違うバレバレの嘘をついて辞めていくよりはましです。
どちらにせよ、無理やり言い訳を作らずに正直に理由を言えるのであればそれが一番です。
その後の人間関係のこともありますし、一度嘘をつくとどんどんおかしな方向に進んでいくことが多いからです。
言い訳を考える際、真っ赤な嘘にならないようにできるだけ近い言い訳を考えるのがまずは無難だと思います。
②遠くに引っ越すからと言う
たとえば田舎に帰るとか、上京するといった具合です。
実際にこの手を使って辞めた人も多いのではないでしょうか。
東京で働いていて実家が地方にある場合は、両親が病気で帰らなくてはいけなくなったという理由はよく聞きます。
嘘か本当かはよくわかりませんが、本当に田舎に帰っている人が多いのではないかと思いますし、この理由を使ったら本当に地元で就職活動をするべきだと思います。
万が一、嘘でこの理由の場合を使って、全く遠くには行かずにに同じ場所に住み続けるなどといった場合に注意しなければいけないのは、後日前職の人と出くわすといった状況です。
たとえば東京で働いていた人が青森に帰ったはずなのに新宿の居酒屋で会ったらおかしいと思いますよね。
辞めたあとなのでもうどうでもいいというふうに割り切れればいいですが、少なくともその場の空気の悪さはどうにもできません。
また、職場に仲のいい友達がいた場合、退職後も同じく友人関係を続けていく場合は友人と口裏を合わせないとおかしなことになります。
うっかり職場で「この前◯◯さんと飲み会して」などと友人が言ってしまったら「あれ、田舎に帰ったんじゃなかったっけ」となります。
退職後の人間なので前の職場の人がどう言おうがもういいかもしれませんが、もしかしたら退職後も縁が続くかもしれません。
たとえば同じ業界で転職して取引先になったりといった場合です。
人生思わぬ縁があるものですので、この理由を使った時には前職の人との遭遇には細心の注意を払いたいものです。
③やりたいことが見つかったと言う
実際にやりたいことが見つかって転職という人は多いと思います。
ずっとやりたかった仕事に転職が決まったという時はもちろん、資格を取るために専門学校に通うといった場合や大学や大学院に通いなおすといったことです。
実は先生になりたかったとか、医療系の専門職に就きたいとか、介護士になってお年寄りを助けたいなど、そういった切実な夢があってそれを理由にできれば会社側は納得するのではないでしょうか。
人生は一度きり、他人の人生を拘束するような権利は会社にありませんし、会社のために夢をあきらめる必要は全くありません。
特にまだ若かったりお金に余裕があったりするならば学校に通い直して夢を叶えましょう。
最後に
以上、会社を辞める際の言い訳について3つ考えてみました。いかがでしょうか?
しかしやっぱり、可能であれば嘘の言い訳を使わずに正直に理由を言うのが一番だと思います。
上にも書いたとおり、会社には労働者を拘束する権利はありません。
こちらが契約の終わりを言い渡す、具体的には退職届を提出することでスパッとやめることが可能なのです。
そしてその退職届には詳しい理由は必要なく「自己都合」という定型文を書けば良いのです。
ですので、会社に言う言い訳というのはあくまで上司や仲間に対して後腐れないようにするというだけです。
言い訳を考える場合は、退職後の人間関係も考えてプラスになるような言い訳にしたいですね。