介護職を辞めたい

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介護職は需要がたくさんあるのに人手不足な職場だと言われています。つまりは人気のない職場だということ。それは否定できない事実ですよね。辞めたいと思うあなたの気持ちもわかります。

実際、私も何度もそう思いました。それでも続けてこられたのにはちょっとしたコツがあります。

そのことについてここでお話したいと思います。

①なぜこの仕事を選んだのか?初心に帰ってみよう

あなたはお年寄りが好きですか?介護職を選ぶすべての方とはいいませんが、お年寄りが好きと言う方が意外と多いように思います。

年配の方にこういうのは失礼かもしれませんが「なんとも可愛らしく微笑ましい」方がたくさんいらっしゃいます。お年寄りと一緒にいると「心が和む」という理由で、この仕事を選んだ方も多いのではないでしょうか。

そんな職員さんをみていると、こちらまでつい笑顔になるほど、楽しそうな様子がうかがえます。

もしあなたが「好き」だと自信を持って言えるのなら、あなたはこの仕事を続けるべき貴重な人材なのです。「そんな積極的な理由ではない、給料もまずまずだし、求人も多かったから」などという理由の方もいらっしゃるかもしれません。

それだって立派な選択の理由です。他の仕事でこれだけの収入を得ようとするなら、かなりの努力が必要ですし、そもそも入社すること自体が困難です。

あなたは自分で選択して、この仕事を選んだのです。この仕事を選んだからにはそれなりの責任があります。もう一度、初心に帰って自分に問いかけてみましょう。

②なぜ辞めたいのか?その理由について考えよう

辞めたい理由はさまざまです。「人間関係」「仕事のハードさ」「給料や賞与などの待遇の悪さ」などが主な理由だと思いますが、まずあなたが考えるべきことは今の不満が「改善できるかどうか」という点です。

施設にもよりますが、私自身、体調を崩した際には直接施設長に直談判して、楽な施設への移動を受け入れてもらったこともあります。

このことにより、前の施設で問題だと感じていた人間関係も解消することができました。

給料などにおいては残念ながら改善の余地はありませんでしたが、仕事が楽になったという待遇面では改善できたという経緯があります。

私のようなケースはまれだとは言えますが、皆無ではありませんので、可能なら試してみる価値はあります。なぜなら、もし失敗しても次の仕事を探すことが他の職種ほど困難ではないから。

皮肉なことでもありますが「介護職」の求人は、たくさんあり、どこも人手不足で、就職することも比較的簡単であるケースが多いように思えます。

最悪の場合、退職を余儀なくされても次の職場はみつかります。ただし、人として最低限のマナーを守ることは必要だとは思いますが・・・。

③どうしても辞めたい場合、とりあえず情報収集してみる

理由が判明し、それが改善されないと結論付けられ、どうしても辞めたい場合、先述したように最低限のマナーを守ることは大切ですが、転職も一つの選択肢となります。

しかし、次の職場を探す場合には、十分な調査と検討が不可欠となってきます。これを怠ると、同じような不満で、介護施設を転々とする「介護職難民」になりかねません。

ただ、介護職の場合、指摘する人が少ないことが原因かもしれませんが「求人票と事実とが大きく違う場合」や「いっせいに大勢の職員が退職し、人間関係がまったく変わってしまう場合」などがあり、事前の調査はなかなか困難です。

求人はいくらでもあるというのは確かに事実ですが、職場としては「職員の定着率がよく、口コミでの評判がよい」ところを選ぶのがベストです。

できれば事前に見学などを行い、施設の概要をみておくことも良いでしょう。

「トップの人間性に問題がありそう」「忙しくてろくに対応してくれない」「職員や入居者に活気がない」など一般的な人がみても問題がありそうな施設はもちろん、「入浴の設備が古く大変そう」「デイサービスにおいての送迎も仕事に含まれている」など介護職ならではの気づきもあるはずです。

転職を決意して他の施設を見てみたうえで、やっぱり今の職場の方がよいと結論付ける場合もあります。そういった意味でも他の職場との比較は大切かもしれませんね。

実際、仕事のハードさにおいてはあまり大きな差がないことが現状ですので、職員の数がポイントになりますが、先述したようにそれは流動的なものですし、一見給料が高額に思えても、基本給をおさえて手当で補充しており、賞与になるとぐっと下がってしまうなどという比較しにくいケースもあります。

私自身もこのことを実感して、現在の職場にとどまった経験がありますが、安易な転職は後悔の元です。常に最新の情報収集を行い、最適な職場が見つかってから行動を起こすというのも一つの方法ではあると感じます。

まとめ

残念ながら「ぜひおすすめしたい」とは言えない介護職の現場ではありますが、一つ言えることは「安心して年を取れる国は幸せな国である」ということ。

その一端を担う介護職には、日本を本当に幸せな国にするための未来が託されているように思います。やりがいを持って関わることができれば、こんな素晴らしい仕事はありません。

ここに挙げたことを参考にしていただいて、一人でも多くの方がこの「日本の未来の幸せにつながるお仕事」を続けてくれることを心から願っています。

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